今日は七夕でしたね。
携帯の待ち受け画面が笹の葉と短冊になっていて、初めて気づきました。
そして、さて、私には1年で一度でも良いから逢いたい人なんているのかしらと一生懸命考えましたが、バーチャルな世界を除き、現実世界だけを見据えると、「ああ別に誰もいないなぁ」なんて思ってしまうのです。
同性のお友達で会いたい子はいっぱいいるけれど、異性でどうしても逢いたい人が現実世界でいないと言うのもなかなか淋しいものがあります。
そんなわけで、中学、高校の同窓会のお知らせのはがきを返信し忘れ、今日幹事さんから確認の電話をもらってしまいました。幹事さんすみませんでした。電話でも謝罪しましたが、この場を借りて謝ります。
でも、実際のところ、今更、中学、高校の時の友達と言っても仲の良いことは今でもちょくちょく会っているし、友達でない子と久しぶりに会っても会話に困ってしまいます。
ましてや、お互いに一番綺麗な時期は通り越し下り坂の顔を見るなんてちょっとうんざり。
私の大好きだったヒロくんは、あの時のままのヒロくんでずっと私の中にいて欲しい。頭がはげ薄くなったり、皺々の老眼中年太りジジイになったヒロくんの姿なんて絶対に見たくないし、私のこんなしみ皺だらけの汚い顔もすっかり中年体型になってしまった体も絶対に見せたくない。
私の中ではいつまでもあの時の元気に野球をやっているヒロくんが生きています。高校は違う学校だったので、久しぶりに偶然町で見かけたときにはとてもびっくりしました。中学の時は、縦も、横も私より小さくて華奢な少年だったのに、久々に見かけたヒロくんは第二次成長期を向かえ声変わりをした、お兄ちゃんでした。あれから30年近く経っても私の中ではずっとあの時のままのヒロくんです。そんな、甘酸っぱい青春の思い出は変な同窓会で壊したくありません。
異性と再会をして嬉しいのは多分若いうちだけだと思います。
年を取ったらお互いの夢を壊さないためにも会わない方がお互いの身のためでしょう。
若き日の夢よ、永遠に・・・。