桜桃日記 ami
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2004年06月11日(金) 補正下着販売


昨日補正下着のことを書いて思い出しました。
いや〜、嫌な思い出です。
今思えば彼女も本当はお友達なんかじゃなかったみたいです。
知り合ったのは、子供が通う保育園が同じでともに女児で、家も近所だったから。
子供同士が家を行き来しだすと、自然と親同士も会話をするようになります。
で、ある時、補正下着の購入を勧められました。
でも、私、補正下着なんて全然興味ないんです。
だって、あれでしょ。体を下着できつく締め付けて、ウエストや背中のお肉を胸に持っていくだけで「脱いだら私すごいんです。別の意味で」にするだけですからね。
第一、性格上精神的に締め付けられるのも嫌いだけれど、肉体的に締め付けられるのはもっと嫌い。
家ではノーブラで過ごしているくらいですから、あっ、娘に言わせると「垂れるほど無い」ということになるわけですが、とにかく普通の下着ですら締め付け感が大嫌いな私が強力ワイヤーで締め付けられるだなんて、無理に決まっています。
それで、勧誘をしてきたお母さんに「悪いけど興味ないから」と断っても、まあ、それからしつこいの何のって。
だいたい、仕事の帰りに子供を保育園にお迎えに行って、買い物を済ませ、帰宅したら、家の中は戦場です。
洗濯物を取り込んで、掃除をして、夕飯の支度をして・・。
そんなドタバタな時に要らない物のセールスをされたところで迷惑なだけです。
それなのに、ああそれなのに「このままどんどん体型が崩れていって良いの?」とくる。まぁ、心の中では「あんたに言われたくない」だの「こんな下着で体型が変わる訳無いじゃない。アホか。」だの色々な思いが交差するのだけれど、波風を立てたくないから「悪いけれど、興味ないから」と畳み掛けても「それだから駄目なのよ」「長い目で見ればお得よ」「ローンも利くし、友達を紹介したらリベートも入るし」と来たもんだ。


友達紹介してリベート!!

んじゃ、私はリベート欲しさの紹介かい!!




散々、うちの玄関先で夕飯前の忙しい時間帯に粘られましたが、なんとか断りご帰宅願いました。
最後には「もう、本当にどうなっても知らないから!!」と言う捨て台詞を残して・・。

その後、彼女とは段々疎遠になっていきました。でも、私はそれで良かったと思っています。嫌なことを強要されるくらい嫌いなことはありませんから・・。近づいて来なくなってかえってありがたいです。

そして、私の別の友人が泣いていました。


口車に乗せられて補正下着のローンを主人に内緒で組んだけれど、毎月1万円の36回払い。しかも、ローンを払い終わる前に、下着の方が消耗してしまいローンだけが残り、また新しいローンを組まなきゃいけない・・。


いやはや、ご苦労様なことです。
やはり、家計を預かる主婦はどうにかなるだろうなんて安易な気持ちでローンを組んだら駄目ですね。36万円。あったら、ちょっとした海外旅行に行けちゃいます・・。

いやぁ・・補正下着を買ったつもりで、外を歩きましょうよ。そこの奥さん!






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