2004年04月20日(火) 鷺沢萠さんのコラム
JALが出版している「SKYWARD」という機内誌が好きです。
旅心をくすぐるお洒落な雑誌です。
ANAも「翼の王国」という機内誌があるのですが、こちらはいまいち。
で、今回も座席に着くなり「SKYWARD」を取り出して読み始めました。
年度替わりのせいか、内容が少しリニューアルされていました。
いつも通り養老孟司さんの「旅する脳」を読み、ページをめくると「旅する舌」という新しいコラムが掲載されていました。
書き手は鷺沢萠さんでした。
「世界でいちばん美味しいそば」というタイトルで、波照間島で食べたソーキそばがとても美味しかったという内容でした。
もう一度食べに行きたいと真剣に思うことがあるけど、一杯500円のそばのために5万円の飛行機代をかけることになる、というオチでした。
なんだか、とても妙な感じを覚えました。
始まったばかりのコラム。
鷺沢さんが感じた波照間島の風を思わせる生き生きとしたコラム。
もう一度食べに行きたいという未来への思いが書かれたコラム。
命を絶つ前に、もう一度ソーキそばを食べに行けばよかったのに。
2004/04/20 19:24