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2002年10月04日(金) 心の壁

北朝鮮の拉致問題。今回は、拉致被害者と家族についてふと思った。
生存者の方のビデオを見た家族が言っていた。

「北朝鮮の用意したシナリオ通りに喋っているだけに見える」

それは、ビデオを見ていない私たちでも想像できること。
余計なことは言わないだろうし、言えないだろう。
そこで思ったことがある。もし、生存者の方が帰国して家族と暮らすようになったとしよう。家族の人たちは、言動のいちいちを疑ってはしまわないだろうか?本当に本人なのかすらも疑ってしまうようにならないだろうか?

20数年という時間。北朝鮮という国。
そこで生き延びてきた拉致被害者の人たち。

きっと、本当にこの問題が解決することはないかも知れない。
それくらい、かの国との間に出来た心の壁は厚い。

11:11 02/10/04

2001年10月04日(木) 今朝の夢