2002年07月30日(火) 悔しさと怒りの涙
今日も昨日以上に忙しくて疲れた一日だった。電話は多かったけど昨日ほどではなく、トラブルが多かった。
そんな中で、私は不覚にも会社で泣いてしまった。
事の発端は昨日の電話。
営業Aさんが契約を取ったお客様で、商品を追加してくれと言った。
電話番号を聞いて検索したけれど、まだ契約書が提出されていないらしく顧客登録がなかった。
そうなると、Aさんに契約書へ追加してもらうことになる。番地は聞かなかったけど、住所と苗字・電話番号を聞いて切った。
早速Aさんに連絡をして「これこれこういうお客様なんですけど、分かりますか?」と聞くと「分かる」と答えた。こういう場合、営業さんが了解したのだからメモも何も残さない。
そして今朝、Aさんが私の元へやってきて苦情を言い始めた。
今でも自分の何が悪かったのかが理解できないので、筋道を立ててAさんの苦情を書くことが出来ないのだけどだいたいこんな感じ。
「お客様からの連絡はちゃんとメモを貼っておいてもらわないと困る」
「営業を助けようという気がないのか」
「電話も下の名前も分からない」
でもね、昨日の電話の時点でどのお客様か分かるって言ったのよ?
(実際、この時点でもAさんはどのお客様か分かっていた)
この商品をこれだけ追加して下さいね、って言ったら了解したでしょ?
そんなことを言い返してみたけど、まだぐずぐず言っているので席から立ち上がって話をする態勢になった。
「そうですね、次からちゃんと貼りますね」「すみません、私が悪かったです」
そう言いながらも、前々から総務では嫌われている営業さんだったし、言っていることの内容がただのいちゃもんだったので、内心ではAさんのことを小馬鹿にして聞いていた。
そういう私の目つきが分かったらしく、Aさんが「反抗的な態度だ」というようなことまで言い出したので「目をみてきちんと話を聞いてるだけです」と更に反抗。
私のクセなんだけど、他人から注意を受けているときや意見されているときには絶対に目をそらさない。相手の話を寸分漏らさず聞こうという姿勢なんだけど、今回のように自分が悪くないと思っているときには反抗的に見えるようだ。
やがてAさんが去った後、一件二件ほどの入力をした。
でも、怒りで指が震えてどうにもやりきれない。
私は仕事を置いて事務所の裏へ行き、昨日のゴミを漁り出した。昨日のメモがあれば、お客様の電話番号も分かるのだから、それで住所もフルネームも問い合わせることが出来る。
第一、言われっぱなしでは我慢が出来ない。しばらくゴミを漁って、やっと目的のメモを見つけだした。とりあえず、そのメモをAさんに見せて「この人です」と言った。悔しくて涙がこぼれそうだったのですぐにその場を去ると、Aさんが追いかけてきた。
「これだけでは住所も下の名前も分からない」
しかもすぐにその場を去った私の態度が反抗的だってさ。
まだ言うか・・・・・(怒
泣きそうだったからその場を離れたことを言い、今ここで泣いてもいいですか?と聞いた。
すでに泣いていたんだけどね。本当は悔しさと怒りで泣いていたけれど、Aさんには自分のしたことが情けなくて泣いていると嘘八百。
しかも「後はもういい」というAさんの腕をつかんで「最後までさせて下さいっ」と言って、かなり演技をしてみた。Aさんが去ったあとも、涙が止まらなくて唇をかんでいた。
会社にもよるけれど、今回の出来事はうちの会社ではAさんにあそこまで責められるよう非は私にはない。
今日は、このAさんの一件とは別に、午後にも悶着があった。
かなり気分の悪い一日で疲れました、本当に。
20:56 02/07/30