安心毛布
    

2001年11月09日(金) ゆんの仕事ってなんだっけ?

今日は、お客さんから返品されたお米を食べようと言っていた。だからおかずだけ持っていって、お昼前にご飯を炊く予定だった。
で、ゆんが出勤すると、なおちゃんという女の子が声をかけてきた。

「ゆんさん、お願いがあるんですぅ」
「ん?なに?」
「たまねぎとベーコンと胡椒を持ってきたの」

台所には、まだじゃがいもが残っている。
でも調味料が塩しかなく、それだけで手を変え品を変え調理していた。
そこへ、なおちゃんがわざわざ家から他の材料を持ってきたのだ。

「あぁ、スープ?」
「いや、なんでもいいですぅ。作ってください〜♪」
「はいはい(苦笑)」

いつの間にか料理担当になっているゆん。
でも、塩と胡椒とじゃがいも・たまねぎ・ベーコン・・・スープにしても、コンソメくらいは欲しいところだ。
とりあえず、11時すぎに会社の台所へ入ることにした。

古くて狭くて何もない台所なのよね・・・
そこで、あてもなく玉葱とベーコンをバターで炒めながらじゃがいもの皮をむいて、これからどうしようかと考えていると、ふと目の前にあった牛乳の空き瓶が目についた。
をを!そうだ、ここは牛乳屋だった、これを使おう♪
冷蔵庫にあった牛乳をたぷたぷと鍋に入れ、材料も放り込んでみた。
小麦粉がなかったけど、じゃがいもが崩れて替わりを果たした。小学校の給食に出ていたクリームシチューの出来上がり。

たまごの仕分けをしているおじちゃんに割れた分を分けてもらい、赤玉を5個も使ってプレーンオムレツも作ってみた。新米のご飯も炊き上がり、会社のお昼とは思えない昼食が出来た。
みんなから、お母さんみた〜い♪というあまり有り難くない賞賛を受けながら、おいしく頂いた。

夕方、外出から戻った専務に「ゆんさーん!」と呼ばれて出ると「調味料、よーさんもろたぞ♪」と嬉しそうに言われた。
それで・・・どうしろとおっしゃるの・・・?

20:19 01/11/09