[ 月刊・夢の図書館 ] * 読書特集 & ブックトーク *
☆9月の本:ほっとひと息。癒しの秋。
先日、機会があって養老孟司さんの講演を聴きに行きました。 繰り返し語られたのは、一日一日を充実させて、 日々を楽しむことが大切である、という内容でした。
今の自分の毎日を振り返ってみると、 何かに追われるように走っているか、漫然と時間を浪費しているかの、どちらか。 自然体で、毎日を「楽しむ」というのは、なかなか難しい。 立ち止まり、きちんとこれからのことを考えて、 ちゃんと余裕のある生き方をしたいけど。
まずは、夏の疲れを取って、涼しくなったらやろうとおもっていたことに ゆっくり取り組みたいです。(シィアル)
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※ 私の癒しの原点 * 「コーヒーテーブル・ブック」
いつもテーブルの上に置いてあって、何気なくぱらぱらとめくる写真集を 「コーヒーテーブル・ブック」と呼ぶそうです。 仕事のちょっとした合間とか、何となく疲れていて、活字は読みたくないけれど、 手持ちぶさたな時に、イラストブックやお菓子の本をよくめくっています。 写真集では、見ていてちょっと手が届きそうな感じの、 小さなあこがれの詰まった本が好きです。
「VRAIS SEMBLANTS−幻化−」 著者:サラ・ムーン / 出版社:PARCO出版 写真はもちろん、サラ・ムーンの言葉に、惹かれています。 サラ・ムーンの言葉より。 「とらえきれなかったものを見せる必要はない。」 「時がたったからだろうか、私自身であることがたやすくなった。」
「幸せなフランス雑貨」 著者:稲葉由紀子 / 出版社:NHK出版 雑誌に連載中から好きで、ページを開いて素朴な雑貨を見ているだけで、 幸せな気持ちになります。雑貨好きにとっては、フランスやイギリスは聖地です。 こういうのを「小確幸(小さいけれど確固たる幸せ)」というのだろうなって。
「イギリスのかわいいアンティークと雑貨たち」 文:武井教子 / 写真:佐藤康 / 出版社:同朋舎 & 角川書店 こういう雑貨の本は、旅心をくすぐります。 写真で見るだけじゃなくて、自分の足で探したい!と。 「いつかは絶対に行きたい」それが、私の仕事の活力です。
「クマのプーさんティータイムブック」 原案:A・A・ミルン / 絵:アーネスト・H・シェパード / 訳:山田詩子 / 出版社:BL出版 私にとってイギリスは、強烈な吸引力のある国です。 こういうティータイムのレシピ本でさえ、ロンドン熱をかき立てます。 お茶を飲みながら、ロンドンの旅を思い出します。
☆私の「癒し系」ブック 仕事のちょっとした合間とか、何となく疲れていて、活字は読みたくないけれど、 手持ちぶさたな時とか、そんな時に開く本の話です。
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※ 私の「癒し系」宝物の本
「ヴァン・ゴッホ・カフェ」 著者:シンシア・ライラント / 訳者:中村妙子 / 出版社:偕成社 「ヴァン・ゴッホ・カフェ」の魔法は、本を閉じても続いています。 ささやかだけれど、キラキラした不思議な秘密が待っているところ。 「ヴァン・ゴッホ・カフェ」の魔法とずっと繋がっていられるように、 メルマガの「Tea Rose Cafe」を始めました。
「家守綺譚」 著者:梨木香穂 / 出版社:新潮社 「ダ・ヴィンチ・コード」や「精霊の守り人」など、面白い本はいろいろ読んだ けれど、今年読んだ本のうち、一番大切な本はやはりこの本。 まだ4ヶ月も残っているけれど、心が柔らかくほぐれていくような、 そんな本には、そうそう出会えるはずはないので。
「ロザムンドおばさんの花束」 著者:ロザムンド・ピルチャー / 訳:中村妙子 / 出版社:晶文社 「ロザムンドおばさんのお茶の時間」 著者:ロザムンド・ピルチャー / 訳:中村妙子 / 出版社:晶文社 本を読んでいて、心が晴れるというと、ロザムンド・ピルチャー。 読み終わるといつも、暖かで気分が良くなっています。 そしてまた、ますますイギリス(あるいはスコットランド)に行きたくなるのです。
「異国の花守」 著者:波津彬子 / 出版社:小学館文庫 漫画ですが、「年を経る美しさ」について考えました。 今、ここで、私の周りの美しいものときちんと向き合いたいなあと、 読後が気持ちのいい物語でした。
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※ 夏の疲れを取る本?
「養生訓」 * 江戸時代の「ターザン」、あるいは「壮快」か。 「とっておきのリラックス」 * 元気の秘密。 「お風呂の愉しみ」 * いろいろシンプルで楽しいお風呂の友や化粧品のヒントがいっぱい。 「粗食のすすめ」 * 食後のお茶はすべからく番茶を。
2004/08/31(Tue)
by お天気猫や
2004年12月31日(金)
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