[ 月刊・夢の図書館 ] * 読書特集 & ブックトーク *


☆12月の特集 :クリスマス・タイムの願い。

冬のおとずれとともに、街にあふれだすクリスマス・モチーフ。
猫やのクリスマスは、冬至祭りの意味合い。
一年のエネルギーが底について、そこからまた息を吹き返す時期。

クリスマスにまつわる本や映画は、大きな森から届いた木の葉のよう。
全体ではひとつの森なのだけど、ひとつひとつの葉っぱを
手に取ると、その木の立っている場所が思い浮かんできます。

クリスマスまでに。
クリスマスのムードのなかで。
ただ、ながめるだけでもそばにおいておきかった
葉っぱたち。

今年も、『クリスマス』が、手もとに増えてゆきます。(マーズ)


【 クリスマスの本と映画 】

BOOKs;
「The Spirit of Christmas」CDブック

 ※ 昨年、クリスマスプレゼント用に、
 オンライン書店に注文をしました。
 洋書なので、結局、取り寄せに時間がかかり、
 12月のはじめに注文したけれど、届いたのは1月半ば。
 結局、タイミングを外してしまい、
 自分用のプレゼントとなりました。
 クリスマスキャロルのCD付きの、
 イタリア・ルネッサンス期の天使の絵と歌の美しい本です。
 今年やっと、CDを聞きました。
 AVE MARIA
 HALLELUJAH CHORUS
 SILENT NIGHT
 GREENSLLVES など16曲。
 クラシカルな曲は、荘厳で美しい調べです。

「ミッケ!(3)クリスマス」
 写真:ウォルター・ウィック/文:ジーン・マルゾーロ/訳:糸井重里/小学館 

 ※ カルタやトランプがわりに、
 めいっ子たちと楽しく遊ぶために買いました。
 とてもキュートできれいで、
 そしてごちゃごちゃと楽しい雑貨が混ざり合った写真の中から、
 その中に紛れている、「サンタさん」や「お人形」を探したり、
 「星」や「色とりどりのキャンディ」を見つける本です。
 小さな子供たちは、カルタを取るように、
 一生懸命、競争で探して、「ミッケ!」を楽しんでいます。


MOVIEs;
「マンハッタン花物語」(1996 / 監督:マイケル・ゴールデンバーグ)
 クリスチャン・スレーター / メアリー・スチュアート・マスターソン

「忘れられない人」(1993 / 監督:トニー・ビル)
 クリスチャン・スレーター / マリサ・トメイ

「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001 / 監督:シャロン・マグワイア)
 レニー・ゼルウィガー / ヒュー・グラント / コリン・ファース

「天使がくれた時間」(2000 / 監督:ブレット・ラトナー)
 ニコラス・ケイジ / ティア・レオーニ

 ※ クリスマスの映画って、何が浮かぶ?
 ・・・マーズと、クリスマス映画を探していて、
 私たちの頭に浮かんだクリスマスシーン。
 どれも、ロマンティックな映画ばかり。

 この中で私が一番好きなのは、「マンハッタン花物語」
 素敵な恋愛映画ですが、
 クリスマスシーンは、ビターでほろりとさせられます。

 「忘れられない人」は、クリスマスのシーンは、
 とても素敵ですが、この映画は悲しい物語。

 友人から奨められた、「ブリジット・ジョーンズの日記」の
 親戚一同が集まるクリスマスは、いつまでたっても
 シングルの女性には身につまされる苦しい行事。

 「天使がくれた時間」は、自分の人生を見つめ直すクリスマスの奇跡。
 クリスマスの定番映画、「素晴らしき哉、人生!」の現代版。

 それぞれ、味わいの違うクリスマス。
 どの映画でも、それぞれ重要なシーンとなっています。 (シィアル)


2002/12/24(Tue)
by お天気猫や
2003年01月20日(月)

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