[ 月刊・夢の図書館 ] * 読書特集 & ブックトーク *
☆7月の特集「夏のこども」
こどもたちにとって、一年ごとにめぐりくる夏のお休みは非日常の世界。ふだん行けないところに行ったり、新しい友だちができたり、冒険やおいしいおやつがいっぱいの遊びの季節。いや、そうであってほしいと思うのです。こどものころ、一日を遊び暮れた経験を、人は一生たいせつに持ち続けるのですから。もうこれでじゅうぶん、と言えるほど遊び暮らしたこどもはまずいないでしょう。もちろん、楽しいばかりじゃないけれど、夏休みが来るのは、もしかするとクリスマスよりも楽しみでした。
そんなわけで、今月は、こどもたちの活躍する「夏のこどもの本」を集めてみました。夏休みが恋しい大人にも、超いたずらっ子だった人にも、かつての夏のこどもが、ほら、「会いたい」と言っています。(マーズ)
「ハリー・ポッターシリーズ」
みんなが楽しみにしている夏休み。 でも英国で一番夏休みが嫌いな子供は、我らが魔法使いハリー・ポッター。 一刻も早く夏休みを終らせて、ホグワーツ魔法学校に戻りたい! 皆様お待ちかねのシリーズ第4作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」は 夏休みのずっと後、10月23日の発売の予定です!
2002年04月02日(火) 「ハリー・ポッターと賢者の石」 2002年04月03日(水) 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 2002年04月04日(木) 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 2002年04月05日(金) 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
「悪を呼ぶ少年」
邪悪な半身と優しい半身、十三歳の双子の夏は死に満ちている。 向日葵の好きな祖母、盗まれた赤ん坊、林檎倉一杯の真夏の雪。 70年代サイコ・ホラーの古典は血も凍る「夏のこども」達。
2000年10月20日(金) 「悪を呼ぶ少年」
「ねじれた夏」
湖畔の避暑地で過ごす、少女シシーの14歳の夏。 ひそかに憧れていたジャックのお兄さんが、同じ湖畔のコテージに住む少女を殺したのだという。ほんとうにジャックのお兄さんが犯人なのか? ミステリを読む楽しみと、何よりも、少女シシーやその家族、ジャックや湖畔に住む人々の心の動きやとまどいなど、丁寧に描かれた心のひだに触れていく楽しみがあります。
2002年07月12日(金) 「ねじれた夏」
「グリーン・ノウ」シリーズ
英国の田舎にある、古い古い石づくりのマナーハウス、グリーン・ノウ。館の主、グリーン・ノウ夫人のもとを訪れる子どもたちが、人生に二度と来ない、かけがえのない夏を過ごします。グリーン・ノウの見せる夏の夢は、一冊ごとに姿を変えて、訪れる者を魅了するのでした。
2001年07月06日(金) 「グリーン・ノウの子どもたち」 2001年08月06日(月) 「グリーン・ノウの煙突」 2001年09月28日(金) 「グリーン・ノウの川」 2002年03月29日(金) 「グリーン・ノウのお客さま」
2002/07/14(Sun)
by お天気猫や
2002年08月11日(日)
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