なぜか古典に惹かれて、現在『徒然草』を読んでいる。言うまでもなく、古典の基礎中の基礎である。学生時代、まともに勉強していたら、この程度の古典は原文でスラスラ読めるはずなのだが、まともでなかったぼくには、それができない。とはいえ、訳本だと味わいがないという理由から、あえて原文を読んでいる。これを読破(もちろん原文で)し、理解できるようになったら、次は平安時代に遡ろうと思っている。しかし、名作といわれている古典の出だしは、実に単純だ。