33年前の今日、長嶋の引退試合があった。 例の「我が巨人軍は永久に不滅です」と言った日だ。 その日、ぼくは高校の修学旅行中で、富士急ハイランドに泊まっていた。 友だち(男)とジェットコースターに乗りまくり、ホテルに帰ってきたらロビーに人がたかっている。 何だろうと覗いてみると、ちょうどそのセリフのシーンだった。 巨人や長嶋なんてどうでもよかったので、別に何ということもなかった。
それよりも、野球部のレギュラーだった友人のオナカ君が、園内のバッティングセンターで三振したことのほうがショックが大きかった。 誰かが「おまえ、そんなことで甲子園に行けると思っとるんか?」と言うと、オナカ君は「いや、ここの球はすごく速い」と言い訳していた。 それを聞いて、「うちの学校は永久に甲子園行きはない」と思ったものだった。 今のところ、その予想は当たっている。
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