目を開けておくと、目の奥が痛くなり、それが頭に響いてくる。 しかたなく、今日は神社や買い物で外出した以外は、家で寝ていた。 しかしなかなか寝付けない。 ここ数日、風邪を治すために睡眠を取ったので、寝不足からはほぼ解放されている。 だが、寝付けないのはそのせいではない。 寝汗だ。 昼間、外は暑かったものの、家の中はさほと暑くなかった。 それで寝汗をかくのだから、やはり熱があったのだろう。 そこに風を当てると、かなり寒く感じた。 それがまた風邪を悪化させる。
「風邪を引いたからといって、受け身の姿勢を取ってばかりいてはダメだ。風邪に攻撃を仕掛けて、追い出すんだ!」 頭痛の中、ぼくはそんなことを考えていた。 そこで取った策が、イメージによる風邪退治だった。 頭の中にいる頭痛の親玉を、イメージで作った武器でやっつけるのだ。 寝付けないから、目を閉じて、ずっとそんなことをやっていた。 すると、夜になってから、急に体が解放されたような気がした。 そこで起き出してみると、他の箇所はともかく、頭痛だけは治っていた。
ということで、これから熱の親玉と、それを操っている風邪の親玉に攻撃を仕掛けることにする。
追伸…起きてみると、熱から解放されていました。(09/29 9:44)
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