夜、嫁ブーを迎えに行き、その帰りに家の近くのコンビニに寄った。 そこでいつものようにアイスクリームを買って、車に乗り込んでエンジンをかけた。 ところがである。 普段なら「ブルルルン、ガーガー」と若干荒れ気味の音を立てながらかかるエンジンが、なぜか「シュルルル…、シュルルル…」と情けない音がする。 おまけにそのあとの音が続かない。 つまりエンジンがかからないのだ。
そこから家まで歩いて2分、そこでこのまま車を置いて帰ろうかと思ったが、そういうわけにもいかない。 そこでかかりつけの修理屋さんに連絡してみた。 「ああ、バッテリーやね。前に換えたのが4年前やったけ、もう寿命やろうね。ちょっと待っとって、すぐ行くけ」 もう10時を過ぎていたが、修理屋さんはすぐに来てくれた。
「ちょうど中古のヤツ積んどったけよかった。JAF呼んだら、おそらく新品と換えるはずだから、1万円以上取られるところやったね」 交換は5分もかからなかった。 「いくらですか?」と聞くと、 「いや、次の車検の時にいっしょに精算させてもらうけ」 ということで、今日はタダで終わった。
いざという時に、こういう人を知っていると、本当に助かる。
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