頑張る40代!plus

2007年07月26日(木) 日焼け

うちの風呂場には大きな鏡がある。
その鏡に自分を映しながら、ぼくはいつもヘラヘラ笑っている。
こうやると幸せがやってくるそうだ。
出来たら声を上げて笑った方がいいらしい。
だが、風呂場の音は外に漏れるのでそれは躊躇する。

さて、今日もいつものように鏡の前でヘラヘラ笑っていたのだが、何か顔がテカっているように見える。
その時は照明の具合だろうと思っていたが、そうではなかった。

風呂を上がってから実家に行ったのだが、その時に母から、
「何ね、あんたの顔」と言われた。
「なんか付いとる?」
「いや、焼けとるんよ」
「前から焼けとるやん」
「今日は格別に黒い」

そういえば、今日の日差しは、熱中症になるのではないかと思うほどすごかった。
今日も例のごとく昼間に歩いたのだが、その時はなるべく日陰を歩くなどして、頭をかばっていた。
おかげで熱中症になるようなことはなかった。
が、そのエネルギーは顔に作用したわけだ。

まあ、別にぼくは日に焼けてもかまわないのだが、世間ではそうではないらしい。
昔は日に焼けることが健康的だと言っていたのに、今ではシミ、ソバカスや皮膚ガンなどの原因だなどと、とかくマイナス要因のように言われている。
この調子でいくと、そういう声に過敏に反応し、外に出ただけで気分が悪くなるような神経質な人も、遠からず出てくるだろう。

花粉症がそうだった。
昔はそんなことで騒ぎもしなかったのに、一度その名前や症状が紹介されたとたん、「私も、私も…」というふうになり、あっという間に広がったのだ。
これも言葉による過敏症だと、ぼくは思っている。

出来たらぼくは、そういう人になりたくないのだが、ここ数年は若干花粉症気味だ。
しかし、日焼けだけには反応せずに、それが健康だと思っていきたい。
そうしないと、夏が楽しめない。


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