月曜日の夜9時からフジテレビ系列で、『プロポーズ大作戦』というのをやっている。 かつて「やすし・きよし」がやっていた、視聴者参加型のバラエティ番組ではなく、山下智久・長澤まさみ主演のドラマだ。 ホームページを見てもらったらわかるが、要はタイムスリップして現状を変えてしまおうという内容である。
映画『地下鉄(メトロ)に乗って』だとか、昼ドラの『がきんちょリターン・キッズ』もそうだったが、ぼくはこういったタイムスリップ物が好きである。 すごく夢やロマンを感じるのだ。 もちろん「もし自分がそうなったら…」なんてことを考えているわけだが、最近はちょっと違うことを考えるようになった。
それ系の本などを読むと、時々タイムスリップした人の話が載っている。 そういう人は、おそらくそれを可能にする能力を持っているのだろうが、実際に過去(未来)という時空が存在するからこそ、その能力を発揮できるのだ。 だとしたら、そういう能力がなくとも、何らかの形で連絡が取り合えるのではないか?
そういえば、何かの折に、それとなく暗示を受けることがある。 例えば、試験などで正解が浮かんで見えたり、道に迷った時に「この道は行くな」という声が聞こえたり―。 こういうのは神の啓示だとか、仏の霊験だと言われているが、本当は未来の自分がメッセージを送っているのではないだろうか。 神や仏を信じない人にとっては、そちらの方が自然である。
ということで、今日から過去の自分にメッセージを送ってみようと思っている。 まず手始めに昭和56年1月の自分に、 「X社に就職するのはやめたほうがいい。ろくなことがないぞ」 というメッセージを送ってみることにする。 幻聴と思うかもしれないから、何か未来を暗示するようなキーワードをつけて。 目が覚めたら、現実が変わっているかもしれない。
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