朝起きてから、まず見るのが空である。 天気が気になるのだ。 澄んだ青さだとホッとする。 だが、灰色に染まっていたら憂鬱な気分になってしまう。
以前はそこまで天気を気にしなかった。 気にするようになったのはウォーキングを始めてからだ。 雨が降っていたりすると、傘を差して歩かなければならない。 ただでさえ傘の差し方が下手なのに、ウォーキングでそれをやるとすると、おそらくはびしょ濡れになるだろう。 かといって、カッパなどをまとってまで歩きたくない。 ということで、雨の日は休むことにしようと思っていた。
ところが、そのウォーキングを始めてから1ヶ月ちょっとになるが、まだ一度も休んだことはない。 その間の朝空は大半が青かった。 何日か灰色に染まることもあったが、歩く頃には晴れ間が見えていた。 それで気分よく歩くことができたわけだ。
さて、この1ヶ月ちょっと、ぼくの記憶では雨が降った日は三日ほどしかない。 それもいつも半日程度しか降らず、終日雨だったことはない。 この調子でいけば、休まずにウォーキングを続けられるだろう。 だが、この調子でいけば、間違いなく給水制限になるだろう。
給水制限なんかされると、困ることになる。 インスタントラーメンは作れなくなるし、トイレを流すことも出来なくなる。 何よりも困るのは、ウォーキング後のシャワーである。 汗びっしょりで帰って来るものだから、シャワーを浴びないとやってられないのだ。 この時期だから、風邪を引いてしまいかねない。
こうなれば憂鬱だなどと言っておれない。 週二度ほどでいいから、雨が降ってくれんかなぁ。
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