マンガを読んでいたら、もう午前1時を過ぎている。 実は、今日の日記が、いまだ手つかずの状態なのだ。 切りのいいところでやめようと思っていたのだが、なかなか切りのいいところが見つからない。 風呂に入って読む。食事をしながら読む。トイレに入って読む。 で、とうとうこの時間になってしまったのだ。
で、いったい何のマンガを読んでいたのかというと、小林まことの『柔道部物語』である。 昨日の日記に『自分を騙す』ことを書いたが、そのことを書いている途中に、「確か『柔道部物語』に、似たようなことが書いていた」と思い出したのだ。 後ろにある書棚に手を伸ばして『柔道部物語』の1巻を取り、それから読み始めたわけである。 そのせいで、昨日の日記の更新もかなり遅くなってしまった。 更新したのは、何と午後4時過ぎである。 まあ、今日は休みだったからそれでもよかった。 だが、明日は仕事だから、今日みたいなわけにはいかない。 翌朝までに書いてしまわないと、更新は明日の午後9時以降になってしまう。
さて、その『柔道部物語』に、 「試合に勝つためには体力や技術も大切だが、それ以上に気力がものをいう。その気力とは自信である。ではその自信をつけるためにはどうしたらいいか?一番手っ取り早いのは、『てめえで勝手に思いこむことだ』」といったこと書いてある。 『てめえで勝手に思い込むこと』、すなわち『自分を騙す』ことである。 柔道部物語では、先生がその説明をしたあと、生徒たちに「俺って天才だあぁぁ」とか「俺ってストロングだぜー」などと大声で言わせているが、これはぼくが寝る前に「健康、健康」と自分に呼びかけたり、「全快、全快」と呼びかけたりするのと同じである。
そういえば、ぼくはこのマンガを初めて見た時、「俺って天才だあぁぁ」をやったことがある。 が、天才の対象が曖昧だったために、効果はまったくなかった。 今やっても「俺って天才だあぁぁ」では効果はないだろうから、もしやるとするなら、「明日は速攻で日記を書くぜー」くらいにとどめておくことにする。
ここまで書いて、かつて『自分を騙す』ことを詩に書いたことがあったのを思い出した。 ということで、今日の日記は、その詩を書いてお終いにいたします。 お休みなさい。
『良くなっていく』 ぼくの中でぼくが変わっていく。 これからぼくは良くなっていくだろう。 今までとは違った幸運が、 ぼくに巡ってくるだろう。 もうぼくに悩みはない。 すべてを強い心で変えていくんだ。 悩みはいつか、克服する喜びとなるだろう。 運命はぼくにほほえむだろう。 すべてが順調に行くだろう。 もう不運という言葉はぼくにはない。 あるのは限りない可能性と、 夢に満ちた現実的な希望と、 それに伴う期待と、 それを支える強い心と、 信念と、行動と、 努力と、成功だけだ。 ぼくの中でぼくが変わっていく。 徐々に徐々に良くなっていく。
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