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2005年03月17日(木) ハンドルネーム

以前ある人から、「ハンドルネームは『しろげしんた』ですか。ははは、おかしいですね。もっと気の利いた名前はなかったんですか?」と言われたことがある。
余計なお世話である。
気の利いたハンドルネームをさんざん考えた末に、このハンドルネームに行き着いたのだ。
その途中の事情を知らない人からとやかく言われたくない。
このハンドルネームがしっくりいっている理由は、そのまんまだからである。
何がそのまんまかというと、このハンドルネームはぼくが白髪頭だから出来た名前で、『白毛+本名』という構成で成り立っている。
これほどわかりやすいハンドルネームはないだろう。

その人は続けた。
「ほら、ハンドルネームといえば、よくアルファベットで書かれているじゃないですか。例えば『Jhon』とか『Paul』とか。そういうのは考えなかったんですか」
「考えんかった。別にIDじゃないんやけ、その必要はないやろ。日本人ならちゃんと日本の文字を使わなね」
「そうですかねえ。何かピンとこないなあ」
「あんたがピンとこんだけで、他の人は充分にピンときとるよ」
「ふーん。でも何かなあ…」

この人は、ぼくに『Jhon』とか『Paul』とかいうハンドルネームを付けてもらいたかったのだろうか。
もしそうなら、それこそお笑いである。
いったい彼は、どういうセンスをしているのだろう。
ぼくのどこが『Jhon』なんだろうか。
『Paulしんた』…、ぼくは指パッチンはできない。

「あんた『しろげしんた』が気に入らんとね?」
「いや、気に入らんことはないんですけど。『しろげしんた』という名前はけっこう知られているみたいですし…」
「それなら、いいやん」
「それはそれで置いといて、もう一つハンドルネームをどうかと思って」
「ローマ字のハンドルネームなんかいらん」
「いや、ローマ字じゃなくてもいいから、おかしくないやつがほしいなあ」
「何でハンドルネームにこだわるかなあ」
「それはですねえ、日記は『しろげしんた』でかまわないんですよ。でも、しんたさんのホームページはそれだけじゃないでしょう。詩や歌があるじゃないですか」
「うん」
「ぼく、けっこう好きなんですよ、あの手の詩や歌が。でも、あれを『しろげしんた』でやられるとねえ。何か価値が下がるような気がするんです」
「おれはそうは思わんけど」
「いや、あれだけ真面目な詩や歌を書いている人の名前が『しろげしんた』なんて、興醒めするじゃないですか。ね、詩や歌だけでかまわないから、もっとまともなハンドルネーム付けてくださいよ」

もう一つのハンドルネームねえ…。
そういえば、ハンドルネームを10個以上持っていると言って、自慢している人がいたなあ。
しかし、『しろげしんた』ひとつでさえ苦労したのに、もう一つ考えるとなると、けっこうエネルギーを使うだろう。
そんな暇があったら、日記ネタを考えた方がましである。
ということで、そのことはそこで終わりになった。

ところがある時、ハンドルネームは、何も『しろげしんた』だけがおかしいのではないというのに気がついた。
他にも、もっとおかしなハンドルネームがあるものである。
さっそく、このハンドルネームが誕生した。
『皆岡伸太』
ある人に対する回答である。


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