今日「ネットランナー7月号」を読んでいると、ちょっと笑えることが書いてあった。 昨年の11月、わが国のロボット業界に、衝撃的なニュースが飛び込んできたそうだ。 もちろんこの分野ではわが国の技術は世界の最先端を行っている。 その最先端技術を脅かすロボットの開発を中国がやってのけたというのだ。 それは人型ロボットで、名前を「先行者」といい、長沙国防科学技術大学が10年の歳月を費やして完成させたらしい。 身長140センチ、体重20キロ。歩行速度は1秒間に2歩。段差を上がることが出来、容姿は人間に近付き、一定の言語を備えて、人間により近い構造になっているという。 つまり「鉄腕アトム」を中国が日本より先に作ったということになる。 なるほど、これは日本のロボット業界にとって衝撃以外のなにものでもないだろう。 しかし、そのロボットの映像を見たとき、衝撃は失笑に変わったそうだ。 なんせ、これである。 さらに、電源と制御コンピュータがこのロボットには内蔵されておらず、有線コントロールのロボットだったことが判明。 つまりワイヤードリモコン制御の「おもちゃ」にすぎなかったということだ。
これでは超能力者を語って、インチキなことする輩と何ら変わらない。 言い換えれば、中国版の「エスパー伊東」というところか? 中国といえば、首だけで生きている人間(?)を見世物にしていたのをテレビ見たことがある。 どう見てもインチキだった。 でも、「本当にいるんです!」とそこに出演していた中国人は言い張っていた。 万事こんな感じなんだろうなあ。 なんとも人騒がせな国である。
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