昨日の日記の続きです。 なぜ「幸せの黄色いリボン」かということです。 この曲が流行ったのは、今から28年前、ぼくが高校に入学した頃です。 入学した翌日、中学時代の友人が自殺するという事件がありました。 ちょうどその日、横須賀の叔父から、入学祝のラジカセが届きました。 友人の自殺という、あまりにショッキングなことで、念願のラジカセを手に入れたことにも喜ぶことはできませんでした。 暗い気持ちのまま、ラジカセを取り出し、FM福岡から流れてくる音楽を録音しました。 何気なく録音したのですが、なんとその曲は井上陽水の「傘がない」でした。 暗い気持ちが、さらに暗くなりました。 そんな気持ちのまま2週間ほど過ぎたある日、「幸せの黄色いリボン」に出会ったのです。 歌詞の内容などは知らなかった。 でも、この明るい曲調を聴いた時、それまでの暗い気持ちが払拭されていったのです。 ちょうど、ある人を好きになった頃でもあります。 そのことも、この歌が心に残るひとつの要因だと思います。 とにかく、生涯最高の想い出の歌であることには間違いありません。 そして、この歌を弾き語りで歌うことが、ぼくのひとつの夢でもあります。 と、いうことです。
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