2013年09月13日(金) |
ダイヤモンドパイソン君が・・・ |
11年前に買ったこのベリーカットのダイヤモンドパイソン(ミディアム/タイ)の長財布、これ、気に入って、ず〜っと使っているんですよ(^^)
このお財布で家も買ったし、一緒に旅行も60箇所以上(海外12回、国内約50箇所以上)行ったし、この11年間で車も6台乗り継ぎました。
そのどれもが良い買い物だったし、思い出深いものばかり。
もともと買ったとき、つまり11年前は左のキーケースのパイソンのような色でした。
現在は艶々飴色で最高のエイジング具合、まだまだウロコもツルツルで剥がれも無くビンビンです。
いつも手ですりすり触ってたので、脂が付いたり、手垢付いたり、コーヒーこぼしたり、コーラこぼしたり、焼肉のタレをかけちゃったリ、雨降る中の地面に落としちゃったり、落としたと思ったら自分で踏んじゃったり・・・とにかくこの11年間の間、色々な場面で色々な思い出がある財布なんですよ。
左のキーケースは約6年前、31セルシオのモディファイ記念にオーダーで作って頂いたスマートキーケースで(下記リンク参照)、中にはベリーカットのダイヤモンドパイソンレザー(スモール/タイ)を貼り付けて頂きました。
普段は閉めっぱなしで開けないし、手で触らないので汚れも付かないということで、パイソンの色味のエイジングは緩めで、大きな色の変化は無いですね。
2007年10月03日(水) モディファイ記念に!
ちなみに、この写真がその6年前に手元に届いたときのスマートキーケースの新品時の写真です。
6年間でヌメ皮は良い感じで飴色になっていますが、パイソンは表面が強いので、ほとんど変化は無いですね。
さすが地を這うパイソン!
6年前にスマートキーケースと一緒に同じヌメでショルダーバッグも作って頂きました。
この写真が手元に届いたときの6年前の新品時の写真。
まっさらのヌメの色、これはこれでグッときますね。 綺麗な皮色だなぁ。
そして、6年後の現在、こんな色味に変化しています。
琥珀色よりもやや濃い飴色、実に良い感じでエイジングしています(^^)
出かけるときは必ず持ち歩くものなので、とにかく手で触るし、地面にも落とすことあるし、雨にも濡らすし、飲み物もかけちゃうし・・・ってことで、そのどれもが良い味になるために一役買っているようです。
あっ、でもワザとやったりはしてませんよ(^^-;) 普通に気にせず使ってエイジングさせてます(^^)
そうそう、タイトルの「ダイヤモンドパイソン君が・・・」でしたね。
11年間いつも一緒にいたこのパイソン君ですが、写真のように小銭入れのチャックがガイドから外れて、開閉不能になってしまったんですよ・・・トホホ(TT)(TT)(TT)
表のパイソン君は益々飴色に艶光りして、まだまだビンビンなのにチャックが・・・(TT)
パイソン君の声が聞こえてきます・・・
「えっ、なんだって? 小銭入れのチャックが壊れたぁ?(^^) そりゃそうだよ、11年も使えばチャックも壊れるさ。
でも、オイラのウロコ見てみなよ! まだまだビンビンだよ! たったの11年くらいじゃ、ウロコの厚みもバリ山だよ(^^) 使う人は30年、いや、50年使う人もいるんだよ。
タイの沼地を這い回り、砂地を這い、ガサガサの木々に巻き付いても、傷なんて付かないこの硬いウロコを甘く見てもらっちゃ困るよ!
で、どうすんのよ? 俺のこと? 」
はいっ!(^^) 直ちにパイソン君向け急対策本部を設置し、各方面の有識者を召集し、意見交換会実施後、然るべき処置を最短・最善にて尽くさせて頂きます!
さて、パイソン君の小銭入れが開閉不能になってしまったため、とりあえず写真左の鹿皮の長財布を買って使うことにしました。
右は同じ鹿皮の名刺入れで、これは6年目。
細かなシワが模様のように無数にある、指触り優しくソフトで柔らか、それでいて薄いのに強く、形馴染みの良いエイジングも楽しめる鹿も好きなんですよね(^^) エイジングによる触り心地と艶光りした鹿皮も良いものですね。
あっ、そうそう、パイソン君ですが、もちろん、このまま使わない、なんてことはありませんよ(^^)
っということで、緊急対策本部を設置しました(^^)
その本部決定事項として、ヌメ皮で新たに財布をオーダーすることにしました。
このヌメ皮の財布にパイソン君の皮を貼り付け、装いも新たにパイソン君が生まれ変わります(^^)クゥ〜!
これで、この先もずっとパイソン君と一緒に出かけることが出来ます!(^^)!
オーダーしたヌメ財布はデザイン、皮種、皮厚、表面処理、縫い方、縫い糸の種類、糸色、ステッチ種、ステッチ幅、内部デザイン、などなど職人さんと話し合いながら進んでいます(^^)
職人さんの専門知識からくるアドバイスにグッとくる思いです。
このオーダーメイド財布は出かける時はいつも一緒!っということで、今後、製作過程をこのフォトにアップしていきますので、お楽しみに(^^)
写真は考えたデザインを元に職人さんが作った型取用ラフクラフトです。
コダワリのある職人さんにコダワリの財布を作って貰いますので、お楽しみに!
パイソン君の声・・・
「ありがとね(^^) これでまた財布の守り神になってあげられるよ(^^) 水すらも通さない、隙間無く詰まったこの無数の硬いウロコで財布をがっちり守るよ!」 っと(^^)
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