2009年09月25日(金) |
ヒルスタートアシストコントロール |
新型プリウスにはいくつかの運転補助装置が付いています。
上記がその運転補助装置になります。
聞いたことのある装置が多いけど、ヒルスタート〜とか緊急〜とかって、あんまり聞いたこと無い装置ですね。
その中のヒルスタートアシストコントロールを紹介しますね。
この装置、取り説を見てて装備されているのに気が付いたんですよね。
そのくらい影の薄い装備だけど、これを知ることで必要な状況に遭遇したときに安全に運転(発進)できる装置なんですね。
車両が完全に停止している状態で、必要条件を満たしているとき、ブレーキペダルをさらに深く踏み込むと、「ピッ」とブザーが鳴り、メーター内のスリップ表示灯(VSCランプ)が点滅し、ヒルスタートアシストコントロールが作動します。
ヒルスタートアシストコントロールの作動時間は約2秒間で、この間にブレーキペダルからアクセルに足を乗せ変えてスタートします。
そう言えば急な上り坂で停止して、そこからスタートする時、足を乗せ変えているほんの僅かな間に車がずるずると後退して冷やっとした経験があります。
そのような状況下でこのヒルスタートアシストコントロールが威力を発揮してくれるんですね・・・これは役に立つ装置ですね。
また冬場の積雪のある坂道発進などでもヒルスタートアシストコントロールを使うことで、スマートに発進できそうですね。
さっそく作動させてみました。
ヒルスタートアシストコントロールの作動を知らせるためVSCランプが点滅しています。
これ、良いですね!
上り坂なのにブレーキから足を離しても、車はまるでパーキングに入れているかのように微動だにしません。
アクセルを踏むと、まるで平坦な道での発進のように優しく何のショックも感じることなく、するすると動き出してくれました。
これは普段の走りの中で十分に使える装置だと実感しました。
この装備、もう少し進化させて、車両の前後傾斜を感知して、音声アナウンスされると良いですね。(任意で音声案内はON/OFFできるように)
上り坂で停止すると・・・
「ヒルスタートアシストが有効な停止状態です。ブレーキペダルをさらに踏み込んでヒルスタートアシストを作動させることで、より安全に発進できます。」
音声アナウンスは、あればあったで良いような気がしますね。
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