2006年12月26日(火) |
オートチルトのメンテナンス♪ |
20系セルシオにはハンドルのオートチルト&テレスコピック機能が付いています。 この機能は車に乗降し易くするための機能です。 それと高級車としての雰囲気の演出としてもGOODな機能ですね。
キーを抜くとハンドルは乗降時に邪魔にならないように最短最上部に電動で移動します。 再びキーを差せば、あらかじめ決めてある位置に移動します。
さてこのオートチルト機能、たま〜にオートチルト不動(故障)なんて話を聞きます。
キーを抜き差しするたびに「ウィ〜ン」っていうモーター音と共に上下前後に動くハンドル、たとえば内部ギヤの油切れなどによってギヤ摩擦抵抗が大きくなれば故障の発生率も高くなりそうな感じですね。
この時期MAYU号はぶらり旅前のメンテナンス時期なのでオートチルトのメンテナンスをすることにしました。
上部ステアリングコラムカバーはビス2本で固定されています。
ビスを外して上に持ち上げるとカバーが外れます。
カバーを外すと中にギヤなどが見えます。
写真中央に写っているギヤはハンドルの上下の動き(チルト)を制御しているギヤになります。
テレスコピック(前後)の動きはギヤの上に写っている銀色の筒の中にあるスクリューギヤで行っています。
中古車屋さんでの話「ここのギヤ、油切れている20系が多いんだよね。油切れると異音が出たり、モーターに負担掛かったりで、良い事ないよ。」っと。
ってことで、このギヤ及び周辺の可動部にグリースをスプレーして完了(^^)
ちなみに場所的にグリースが垂れるのが嫌なので、使ったグリスはホルツの高粘着グリースを使いました。
ついでにサンルーフの可動部分やその他の気になる可動部分(ドア兆番、ワイパーリンク部)などもグリースをスプレーしておきました。
|