2006年10月29日(日) |
冷却水漏れ(^^;) |
コンビニでミネラルウォータ買ってMAYU号に戻ると・・・なんとフロントグリルあたりから真っ白な煙が・・・しかもプシュ〜プシュ〜〜〜って大きな音もしてるし(TT)
直ぐにボンネット開けて調べてみると、ラジエータホースの継ぎ目から高温の冷却水が勢い良く噴出していました。 (俗に言う高圧抜けってやつですね)
プシュ〜プシュ〜〜って音は冷却水が勢い良く噴出している音でした。
真っ白なのは煙ではなく、冷却水漏れによる水蒸気だったわけです。 継ぎ目には亀裂が入っていて、手で触ると多少グラついていていました・・・これじゃ冷却水漏れちゃいますね。
エンジン切る時に水温計見たけど、Hのすぐ下まで針が上がってました・・・ほとんどの量の冷却水が継ぎ目の亀裂から漏れ出た状態なのでオーバーヒート寸前になったんですね。
このラジエータホースの継ぎ目からの冷却水噴出は前愛車のBMWの時に経験済みのトラブルで、あの時メカさんに対処方法を教えてもらいました。
ってことで、コンビニ前で修理してみることにしました。
ボンネットを開け、バッテリーカバー、ラジエータ上部カバーの順で取り外します。
バッテリーカバーは上に持ち上げれば外れました。
赤矢印の場所にラジエータ上部カバーの固定ビスが1本あります。
ちなみに黄矢印あたりのカバー下からの漏れです(^^;)
トランクに常備薬として積んでいるメカさんお奨めのエポキシ樹脂系パテを使い、ラジエータホース継ぎ目(ホースバンド含む)を覆うように、多少多めの量のパテを盛っていきます。
このパテは2〜3分で初期硬化が始り、15〜20分で本硬化が始るので手際良くパテを盛りました。 1時間後には硬化が終了し、ヤスリかけて整形したり、ドリルで穴開けもできるし、塗装もできます・・・使い方次第で色々な箇所に使えますね。
そういえばメカさん、「このパテは自動車修理屋、エアロのワンオフ製作するようなショップ、ラジエータ屋とかには置いてあるよ。事故で折れた配管接続部をこのパテで整形して復活させたり、エアロの割れ補修なんかにも都合良く使えるパテだよ。」って言ってたっけ。
こんな感じで継ぎ目を覆うようにパテを盛りました。 (仮に後で部品交換する場合でも、この状態で問題無く交換できるようにパテ盛りしました。)
隙間が無いようにしっかりと手で押さえつけながら盛ったパテは約30分でカッチカチに硬くなりました。
このパテの※ショア硬度レベルはD-87で、とにかく硬くて頑丈なのがウリです。 耐熱性能は連続230℃、瞬間最大430℃までOKなので、冷却水の温度に対して余裕で耐えてくれます。
とりあえずさっきコンビニで買ったミネラルウォータをタンクに入れて、エンジンをかけ、パテ盛りした補修部からの漏れ具合を調べましたが、パテのお陰で漏れは止まっていました!(^^) (上の写真はエンジンが掛かり、冷却水が循環している状態)
※ショア硬度・・・調査対象材の表面に鋼球又はダイヤモンドハンマなどを落下させ、その跳ね上がりの高さによって計測した物質の硬度。
ちなみに今回使用したエポキシ樹脂系パテのショア硬度D-87がどのくらい硬いかと言うと、ジュラルミン以上、鋼鉄以下くらいです。 硬化後にパテ部をレンチで叩くと、キンキンと金属的な音がします。
ショア硬度D-87のパテで補修した今回の箇所、おそらく新品交換した場合よりも強度的に上回っていると思われます。
ほとんど空になった冷却水に変えてミネラルウォータ入れたけど、これは一時的な策です。
ラジエータキャップ外してミネラルウォータを入れる際にエアが入ったはずなので(20セルシオの場合は冷却水路にエアが混入すると、そのエアが抜けずに水温が一時的に高温になったりする)、パテ補修後直ぐに近くのショップで規定の圧力を掛けて冷却水を全量交換しました。 もちろん冷却水を入れる際に圧力掛けても補修部は何ら問題はありませんでした。
またオーバーヒート寸前になったことでエンジンオイルにも負担がかかったと予想されるのでエンジンオイルも交換しておきました。
パテで補修した継ぎ目からの漏れは目視レベルでは無しだけど、油断大敵!ってことで、まめに冷却水の量をチェックしながら様子を見ようと思います。
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