ポルシェカイエン(955)日記(旧レクサスGS日記)
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2006年03月27日(月) テンションロッド交換

セルシオの走りを大げさに言うと、「外界と遮断されているかのような静かさと、足回りの滑らかさによって快適この上ない走り」と言えます。


なので、逆に足回りからの異音は物凄く気になるんですよね(TT)


旧MAYU号(E36)の時も足回りからの異音には敏感だったなぁ・・・異音あると気になって寝れないくらいだったっけ(^^;)


足回りが正常な状態なら異音は無いはずで、異音があるということは、何か不具合箇所があることを愛車がオーナーに教えてくれているということになります。
そんな愛車からの大事なメッセージ、きちんと対処してあげましょう。









コトコト音を具体的に言うと、前方の信号が赤(黄)になり、ブレーキを踏んで止まろうとする時や青になってアクセルを踏んで走り出した時、またバックし始め時とかに「カタッ」みたいな音が左フロントから聞こえていました。

厄介なことにその異音は必ず出るわけではなく、同じ道を同じ速度で走っても出たり出なかったりで(^^;)・・・まぁ、異音ってそういうものですからね・・・とりあえず消去法でメンテナンスしましょう。







メカさん 「予想通り左フロントのテンションロッドのブッシュが劣化してるよ。右もね。異音はコレだね」と。

ってことで、左右テンションロッドを交換しました。




<テンションロッドの役目>

加減速時またはブレーキング時にサスペンションアームに加わる前後の動きを
抑制・緩衝し、安定した車体姿勢を保ってくれるパーツです。

テンションロッドのボディ側にはブッシュが付いていて、そのブッシュが劣化すると、加減速時やブレーキング時の姿勢が不安定になったり、コトコト音が出たりするようです。












これは取り外したテンションロッドです。
見た感じでは劣化具合は分かり辛いですね。
















テンションロッドブッシュのアップです。

このブッシュが劣化していました。

瞬間的に相当の力が加わる箇所なので、劣化しやすいパーツのようです。
















新しいテンションロッドのサス側の取り付け部です。

ここにはブッシュは無く、ロッドに付いている2本のボルトで固定されています。












新しいテンションロッドのボディ側の取り付け部です。

ブッシュを介してボディに固定されています。

ブッシュの劣化でココから異音が出ていたようです。












真横に伸びているのが今回交換したテンションロッドです。

その上にあるL字型の棒はスタビライザーで、その左にはスタビリンクが付いています。

このあたりの足回りパーツはブッシュやボールジョイントを介してサスや車体に取り付けられているため、それらの劣化で異音が発生することが多いようです。






さて交換後、やっぱり新しい足回りパーツは良いですね〜(^^)
異音は見事に無くなり、停止寸前やスタート時の足回りのしっかり感が確実に増したのを実感しました。





追記(4月21日)

異音は数箇所出ていたようです(TT)
テンションロッドが原因の異音は無くなったんだけど、まだ「コクッ、カタッ」みたいな異音が足回りから聞こえてきます。

セルシオの快適な走りを邪魔する異音は徹底的に究明・無くす方向でメンテナンスしていきますね。



















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