サカナガ2(FFX編?)■2001年09月29日(土)
今日は研究室で重量挙げやってた四年生の二の腕を触らせてもらったのでなんだかゴキゲンなので、先日のサカナガな夢でも書きますか。
でも、ちょっと鮫肌だったのが惜しいね★
†††††
謝らなくちゃ、と思った。
先ほどの戦闘で怪我をして横たわる貴方は、抱き締めて欲しいとそう言った。
けれど、その怪我は致命傷には見えなかったし、状況もそれどころじゃなかったから、俺は。
『後でいくらだってできるでしょ?後でゆっくりしようよ、ね?』
そう言って笑って、再び戦場へと走った。
もう二度と抱き締めあうことが出来ないなんて、思ってもみなかったんだ。
暗闇の中、何処からか声が聞こえた。
『残してきた大事な物を、持ってきなさい』
そんなもの、たった一つしかない。
あなたに謝らなくちゃ。
あの時、抱き締めてあげられなくてごめん。
もう二度と、抱き締めてあげられなくて、抱き締めてもらうこともできなくて、ごめん。
そんな想いのために、俺の心だけがここに残った。
「健!」
俺たちの拠点となっているそこの階段の下から健を呼ぶ。
そこから上へは、何故だか登ることができなかったから。
「長野くん……!」
上から覗き込んだ健の表情は、何故だか暗い。
「坂本くんは!?」
「えっ……」
「いるんでしょ?いるよね?会いたいんだ。」
「いるっていうか…………身体は、あるけれど……」
「……それって、」
健の言葉の意味するところに気付いた瞬間、暖かいものに包まれた。
振り向いたそこには、あれほど見たいと願っていた、その姿。
「………坂本、くん……」
「……お前も、か。なんだ、こんな所まで一緒なんだな……」
苦笑して、俺を抱き締める。
俺も、恐る恐る抱き締め返す。
抱き締めあう身体はなくても、暖かいのは同じだ。
約束を果たした俺たちは、ようやく旅立つことができる。
†††††
なんかまとまらない…………。
どうやらサカナガとかFFXとかがイロイロと混ざっていたらしいですね。
戦闘シーンなんかもあったんですが、今思うとFFでした(笑)
そして、心残りがあって異界へ行けなかった、とか、そういう感じ。
不発。ゴメン。