Lacrimosa 日々思いを綴る
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日本で「第九」と言えば、ベートーベン作曲の交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱」の事を指す。っつーか、それしか思いつかない人が多い。 「交響曲第9番」と名のつく曲なら、マーラーだって書いてるし、モーツァルトだって書いている。 日本ではなぜか年末に「第九」。これは日本だけ。本場ヨーロッパでも、第九の上演なんてそうそうないはず。最近はヴェルディの作品の方が頻繁に上演されているのではなかろうか。
今年も、旭川で第九が上演される。「今年は」ではなく「今年も」である。 去年やったんだからもういいだろ、と思ったんだけどね… 「オーケストラ+コーラス=??」の問いに、「第九」としか答えられない人多数なんだよね、旭川って。どうして↑の「??」に「メサイア」とか「カルミナブラーナ」とか入らないかね。何だったらヴェルディのレクイエムでもいいと思うぞ。終演何時になるかわからんけど。もしくは4夜連続公演「ニーベルングの指輪」旭川初! 木曜「ラインの黄金」金曜「ワルキューレ」土曜「ジークフリート」日曜「神々の黄昏」ってな日程で(無理無理) 第九ってね、聞いてる分にはいいかも知れないけど、歌い手はすっげー疲れるんですわ。一回歌ってイヤになったのは、第九が初めてだ。それを今年もやると言われ、俺ばかりでなく、合唱連盟の首脳陣さえも辟易の極みである。 まぁ企画はすでに進行中だから、今さら言ってもしょうがねぇんだけど。来年は「やる」と言われても絶対やらんぞ。
あと…モーツァルトのレクイエムも練習中。こちらは来年の4月上演。さすがモーツァルトの作品はお上品。以前に歌った戴冠ミサもそうだった。凡人で成り上がりのベートーベンとは大違い。 本番は、残念ながらオケではなく電子オルガンによる伴奏。まぁステージの狭いホールだから、最低でも30人を要するオケなど入れませぬ。 モーツァルトのレクイエム(通称モツレク)、未完のままモーツァルトが死んだってのはわりと有名なエピソード。事前の指示と遺稿を元に、弟子のジュスマイヤが書き上げた。しかし弟子の方は芽が出ませんでしたな。 No.2「Dies irae」は、CMとかでもよく使われるので、聞き覚えのある人も結構いらっしゃるかな。No.1「Requiem」は、映画「エリザベス」のクライマックスで使われていた、とてもカッコいい曲。 俺のHNの由来となったNo.8「Lacrimosa」は、とても美しい旋律。8小節書いたところでモーツァルトは力尽きた。いや残念。 何だか年末は合唱漬けになってるな…。
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