凡事徹底
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2004年02月29日(日) リトル剛。

堂本剛さんの奥底に長渕剛さんと同じ血潮を感じてしまった今夜。

なんだろう。
おっとりと座っている彼の表情の奥に、「強く激しい流れ」のようなものを感じてしまったというか。
…いやほんと、うまくいえないんですが。
ちょっとこおぉ、私がファンになった当初の堂本剛さんとは明らかに違う生命体がこぉ、彼の中に息づきはじめているんとちゃいますか?みたいな。

ヤバイくらいに男くさくて。
ヤバイくらいに強引で。

ひとことでいえば「カリスマ」性のような。

そういう強く激しいものを、これまでになく感じてしまいました。
堂本剛さんの全身から。

特に最後の「歌」。
堂本兄弟においてはほとんどの場合、「淡々と」弾いている場合が多かったというのに。
長渕剛の隣にリトル長渕がいるよってなくらいに、なんだろう、魂で弾き殴ってるぞ、みたいな。

現に弦がはじけてましたしね。
弾き終えた後のあの晴れ晴れとした表情とかね。

ほんと、兄貴ぃ!!って感じだった。
カッコヨカッタ(涙)。

今後は、あれですね。
女の子にきゃーきゃー言われるアイドルな道というよりは。
こういう泥くさーくて、あせくさーい路線に転向っていうのもアリかもしれませんね。

「堂本剛みたいになりてぇ」なんて男の子とか続々登場してきて、正真正銘の「つよし!つよし!(←野太い声)」も巻き起こりつつ、「おっしゃーほんなら野外でライブやろうぜヤロウどもよ!!」みたいなノリで桜島に飛び出すような。

堂本剛という男は、ひょっとするとそういう存在になっていく逸材なのではないかと。
なんかそんな予感がひしひしとしてまいりました。
もはや堂本剛、婦女子だけの所有物ではございませぬ。
そんな器じゃございませぬのよ。

ゆーても個人的には「アニキぃ!!」みたいなタレントさんはあんまり好きにはなれないのですが^^;。
正直堂本剛さんに限っては「アリだな」思ってしまいました。

…。
最近こういうの多いです。
堂本剛限定という路線。

ヒゲだって無駄にウネウネしたロン毛だって意味不明の奇抜な衣装だってアイラインだって、ましてやマニキュアだって。
勘弁してくれ許せねぇー…だったのに。
その「許せない」の次に「※堂本剛以外は」の注意書きがつく感じで。

ほんと、いっそ悔しいくらいに剛君だったらぜんぜんおっけーなんです。
長渕さんにさえ「汚い」といわれてしまった(笑)本日のお姿でさえ、確かに一瞬「うわ!」思うんだけれども、5分も経つともう素敵でかわいくてかっこよくて仕方がなくなってしまう。
気づくと、「あ、こういう剛君もアリだな」と思わされてしまう。
どうしよう。なんだろうこれ。どういう毒気にあたってるというんだろう。
魔性?これも彼の魔性なのか?
こえぇー。堂本剛ほんとにこえぇー。

…どこまでもついていきます(涙)。

あ。でもさ。ちょっと待って。
まさか4月の新ドラマはこの路線じゃないっすよね??
今だけの反抗期スタイルですよね??


どうしよう「死別のショックでヒゲぼーぼー」みたいな次男だったら。
今よりエスカレートした教祖スタイルな剛さんだったら。

それはそれで「すてきー」とか言ってそうでやだー>自分。

もちっとこざっぱりで。
ぜひお願いしますだ。>剛さん




そして、光一さん。
SHOCK千秋楽本当におめでとうございます。

いつぞやワイドショーで映像見て本気でショックでした。
あの階段落ちはいかがなものかと。
見ているこちらの方が命縮みそうでしたよ。
もーほんと、いっそ切ないくらいに仕事人なんだから光一さんは(涙)。
生真面目で一本気で。…あんたほんとにかっこよすぎ(号泣)。

でも、聞いてください光一さん。
アナタが全身あざだらけになるまで、ターンがふらつくほどに疲労が蓄積するまで。
身を削ってエンターテイメントを提供し続けることを、ファンは果たして本気で望んでいるのかどうか。
もちろん「倒れるまで私たちの前に立ち続けて」というファンもいるかもしれない。それをかなえるのがアナタの立場なのかもしれない。
でもそれだけじゃないと思うんですがどうでしょうか。

なんだろなぁ。なんだろう。
もっとこう、「危険を冒してまで」とか。
そういうんじゃなくて…。
んー。あなたの大好きなミュージカルの世界で、幸せそうにステージで歌い踊る光一さんを、ファンは楽しみにしている気がするんですがねぇ。どうですか光一さん。

実際、数度帝国劇場に足を運ばせていただいて。
私個人としては、見終えて一番「ほうっ」と幸せを感じたステージというのは、実際に光一さんが「本気で楽しそうに」演じている回だったんです。
一幕見終えた感想が「なんだろう。今までとぜんぜん違う。すごい幸せになる」って思ったんです。
…その回は、2幕のラスト近くで堂本剛さんが登場したんです^^;。つまり剛さんが見ていたんですね。

あ、私が剛君ファンだから、という理由だけではなく、それほどまでに一幕冒頭でステージに登場した瞬間から光一さんのオーラも笑顔も輝いてたんです。ほんとに。

たぶん多くの「遭遇経験者」が同じ意見を持つと思うのですが、剛さんがいるときの光一さんはほんと、違いますよね?^^;(笑)
私もその場にいて、震えるくらいに痛感いたしました。「うあー。そうか。彼はキンキキッズの光一さんなんだ」みたいな。
…ってすいません。剛ファンゆえにそっち方向にもっていきたがるわけで^^;。すいません。すいません。

なんだろなぁ。
そう、確かに「目の前の演目を完璧にこなす」光一さんも素敵ではあるのですが。
プラスアルファの「楽しい!」とか「うれしい!」という気持ちが加わると、光一さんはより輝くし、最強のカリスマオーラを発揮するわけですよ。
今回のステージを一度も見ていない立場で言うのもあれなんですが、あまりにも危険な演目が多すぎると、そんなゆとりすら生まれなかったのでは?と危惧しております。

せめて、演目自体にもっと「ゆとり」がほしい。
毎回命を張るような、体を壊す危険をはらんでいるような。
そういうスタントまがいのことに挑戦し続けることが、ミュージカルとしての完成度を高めるかというと、そうじゃないような気がするんです。

お願いだから光一さんをこれ以上消耗させんといてください。

私の大好きな、「剛君の隣でほわほわ笑っている」、あのやわらかーい光一さんのままで。
帝国劇場に楽しく通えるような。
そんな演目を用意してやってください。

大事な相方(光一さん)ぶっ壊したら許しませんよ(←ちょっと本気)。



明日はいよいよ新しい会社へ初出勤です。
がんばります。
もう寝ます。


なべ

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