みゆきの日記
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2003年07月17日(木) 眠りを妨げるもの

夜中の3時に突然部屋が明るくなった。
反射的に掛け布団をかぶる。

「ダメだ、蚊を殺さなきゃ寝られない。」

トモユキが言っていて、私はやっと状況を把握する。
さっき起きて泣いた菜子を寝かしつけて2時半にベッドに戻ったばかりだったのよね。
そういえば私のひじも痒い。
トモユキの方が圧倒的に蚊に好まれるらしく、すでに腕や足に数ヶ所の痕。
かわいそうに・・・。
トモユキの仕事には睡眠不足が大敵なので、眠りにはいつもかなり気を使っているのにね。
うちはわりと高層階にあって滅多に蚊はこないので、つい油断したわ。
菜子のベビーベッドに吊ってある蚊帳も最近ちゃんと閉めてなくて、
ついでに菜子の寝ている部屋に行って蚊帳のすきまをあわせてきた。

挿しっぱなしのジェル状の蚊取り線香のスイッチを入れて、二人でじっと空をにらむ。

「あっいたっ!」

パンパンと手を叩きながら部屋中を飛び回る二人。
なんとかしとめてベッドにもぐりこんだ時は3時半をまわっていた。

「おやすみィ・・」

トモユキって本当に「のび太くん」なんだよね。
次の瞬間にはもうイビキをかいていて、私はほっとして眠りについた。

かと思ったら、菜子の泣き声で目を覚ます。
時計を見ると、4時。

トモユキは早番だから、お弁当を作るためには4時半に起きなくてはならない。
菜子を寝かしつけた4時15分。
今寝たら絶対に起きられないと知りつつ、あまりの眠たさに目を閉じてしまった。

なんだかでたらめに分断された睡眠のおかげで、朝もきちんと起きられなくて
今日はからだがだるい感じ・・・。
でも菜子はちゃんと起きるから、ぼーっとしながら菜子の朝食をととのえて、
熱いコーヒーを飲んだらやっとからだが動き出した。

6時間くらいまとめて眠れるようになるのはいつなんだろうナ。
でも小刻みにでもちゃんと眠れてそれでやっていけるんだから、
人間のからだってうまくできているんだな・・なんて、
ちょっと感心したりしちゃった朝。

すっかり目も覚めたしお買い物行こうかな。


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