するめ日記
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2003年02月25日(火)

昨日は実家に久々に電話しました。
出たのはお父さん。いつもならすぐお母さんに変わるんだけどお母さんはお風呂だったからお父さんとしゃべってた。あんまお父さんと電話でしゃべったことないんだけどね。去年の病気の事もあってもっと親密になったような気がした。すごい元気になってて超しゃべりまくってた。
テンション高め。
病気の話とか後遺症とかお父さんの友達の話とかね。
お父さんの友達2人も脳梗塞と小脳梗塞になったようで前者は半分麻痺状態。後者はICUに入っているそうだ。
「ほらお父さん、早く(病院)いってよかったんじゃん」って。
自分達を人と比べ、幸せに感じるのはひどいかもしれないけど、でもよかったねって心底思った事には変わりない。
少なからずウチとお母さんと兄ちゃんは安心したよ。

ペースメーカーの話をしろと、電話の向こうでお母さんがお風呂場から叫んでた。笑いながらお父さんが言った。
「ペースメーカーね、先生の話だと今の状態ならつけなくてもいいって」
よかったねぇって。でもこれから定期的に検査してって付けざるを得なくなった時につけようって事になりました。
とりあえず安心です。
仕事もいってるみたい。ただ後遺症で記憶の断片がかけているようで、たとえば仕事上、お家の場所はわかるけど名前を忘れるとか。後で思い出すらしいんだけど。それとか2度同じこといったんじゃないか?変な事いったんじゃないか?とか後ですごい考えるそうです。でもこうゆうのはだんだんと薄れていくように思えます。きっと時間経ったら記憶も思い出すだろうし平気だとは思うんだよね。でもうちの誕生日は忘れてたかのように思い出してたけどね。あーそうだったそうだったって。

その後お母さんと話をしたけど、お父さんは目がちょっとおかしかったんだけど今じゃ前のお父さんになったよって。話す声も笑顔もすべて前と変わらないお父さん。うれしそうに話してた。
夜中2人で泣いて話してたのがウソのように昨日はすごい幸せを感じたよ。

命って大事。
今草なぎくんのドラマでも余命1年とかやってるでしょ?
あのドラマも考えさせられる毎回。
もし自分だったら・・・もし好きな人だったら・・・もし家族だったらって考えたらすごい恐ろしいものだなって。うちのお父さんは余命何年って言われてないけど、それでも泪してたしさ。ばあちゃんが余命1年って言われた時に受けたショックははかりしれなかったしね。命とか元気とかって大事だね。1日1日大事に生きたいって思った。

電話かけた時にお母さんはお風呂に入ってるんじゃないかな?って思いながらかけたんだよね。お父さん出るんじゃないかなって。
うちはいつもとは違ってお父さんと話したかったのかもしれない。
現にお父さんが元気か知りたくてかけたから・・・

ばっちゃん、チロ、ありがとう
なんか救ってくれた気がした。


辻ちゃん☆ |MAIL

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