行人徒然

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偶然の夢だとしても
2004年03月21日(日)

 今日は春コミ。申し込みをしていたのだけど、満場落ちだったので、一般かなと思っていた処、とめさんがチケットをくれたので、京さんと3人で一般入場できました。
 行く途中。
 長さんが亡くなった事を、向かいのおっさんが読んでる新聞で知った。どうせデマとか、でっち上げとかの東スポだろうと思ったら、スポーツ誌の一面がみんなそうで、でも、信じたくなくて、そしたら、とめさんが買った新聞を見せてくれた。
 ホントだったんだ・・・・
 長さんが亡くなった15時半ごろ。
 あたしは、ちょうどうとうとしていて、ドリフの夢を見ていた。
 長さんを先頭に、カトちゃんと中本工事がベルトコンベアに乗って、どこかへ潜入するコント。だけど、どう言うわけかベルトが破れて、ブーと志村けんが乗る前に、3人は破れた穴に上半身を突っ込んで、足を上にして流れていくのだ。
 慌てて誰か(多分、志村けん)がベルトコンベアを逆回転させるんだけど、引っかかるのか、進んだり戻ったりして、そのたびに足がばたばたしたり、起き上がりかけた体がまた沈んだりして、それはおかしくって、あたしは笑いすぎて苦しくなって、んで、目が覚めたのだ。
 目が覚めても、まだ笑ってて苦しくて、今のコントが目に焼き付いてて、また笑って、自分の部屋のテレビに続きが映ってないか、目を走らせたりしたのだ。(もちろん、プレイ途中でほったらかされたU:サガだったけど)
 白黒の画面だったけど、夢だったから気にしなかった。
 でも、長さんは、まさにその時亡くなってたんだね。
 ただの偶然かもしれないけど、その時あなたのコントの夢を見ていたなんて。まるで、笑ってさよならをしてくれっていってるみたいで、涙が出た。
 長さんは他人なのにね。
 一度もあった事ないのにね。
 まるで、身内が死んだ事のように悲しいよ。
 今までありがとう。
 ホントに最後まで、笑いをくれて、ありがとう。
 やっぱりあたしにとって、長さんは『ドリフの』リーダーで、あたしにとってのドリフはコントなんだなと、しみじみと思った。




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