行人徒然

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たまには書こう
2003年09月20日(土)

 マイノリティーの話をたまにはしておかないと忘れてしまうね。ちょうどこの前、友達と話し合ったし。

 最近、同性愛者も異性愛者と同じ待遇を受けたいと言う運動が盛り上がっている。別にそれはいいんだけど、忘れてはいけないこともある。確かにみんな同じ人間だけど、同じ者ではないんだ。
 例えば。
 自分が努めている会社に外人が来た。どうも営業として雇ってほしいらしいのだが、日本語が全然できない。雇えるか?同じ人間だけど、日本語を業務に差し障りない程度に知ってないと駄目だ。雇っても同じだけの仕事ができないのだから、同じ待遇はできないだろう。
 世の中が異性愛者をメインとして回ってる以上、同性愛者はこの外人と同じだ。例えば年金政策だって夫婦が子供を生み育て、人口が増えることを基盤として成り立っている。増やせないなら、養えない人からもらえばいいかもしれないが、そう言うもんでもないだろう。
 あ〜、何て言うのかな。自分はマイノリティーを迫害したいとか、理解してないとか言うわけではないんだよ。
 ただ、誰も彼もが同じ扱いを受けるのはおかしいと言うことを言いたいんだ。それを主張するのがおかしいと言いたいんだよね。だいたい、マイノリティーってそんなに弱者?周りの人が正しく理解してくれれば、それでいいだけじゃん。
 結婚?配偶者?
 それは、政治家達がマイノリティーを正しく理解してくれれば解決する問題だ。でも、同性愛で子供は作れないから。生物学上子孫を残せない。このあたりをクリアにしないと、政治家達はうんって言わないような気がするんだけどな。でないと、一方的に『マイノリティーの言うこと聞けよ』って、言い方悪いけどやくざみたい。
 政治家達がなんでマイノリティーを認めないのか。認めても何の政策も示さないのか。そのあたりがクリアにならないよね。その為にはどうすればいいのか。そういう事も考えないと・・・・子供じゃないんだからさ。
 なんで。
 マイノリティーの政治家が出たって事は、一歩前進したことだと思う。今まであれだけ盛り上がってて、マイノリティーですっていって立候補した人がいなかったこと自体が不思議だよ。




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