行人徒然

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自転車の前籠
2002年01月27日(日)

 二週間前から具合の悪かった自転車の後輪。金曜の夜にとうとうパンクしました。昨日は仕方ないので父親の自転車で駅まで行ったんだけど。
 今日は朝からパンク修理だ!って意気込んでたのに、雨。仕方ないから?午前中は寝てました。
 で、午後になって晴れたから修理するぞって張りきってたら、様子を見にきたおやじ曰く。
「あ〜、こりゃもうだめだ。手伝ってやるからタイヤ交換しろ」
 わかってました。ひどい坊主タイヤなんですよ。
 前輪はタイヤもチューブも自分で定期的に交換してるんだけど、後輪はブレーキやチェーンがあるからできないんだよね。店に持っていって値段聞くと高いし。
「前後ともいっしょにやって、タイヤだけで5000円。チューブも交換すれば7000円」
 まじ?だって、タイヤって一本1000円しないよ?チューブだって700円くらいじゃん。どんな高い人件費と技術料だよ。ちなみにそこは、サドル交換3000円です。サドルは2本のネジで止まってるだけです。自分でサドル買って交換しましたが、980円でした。
 で。
 急遽、ホームセンターにタイヤ買いに。前籠も一緒に買いました。だって、以前預けてたところで倒されて、ぼこぼこになってたんだもん。ベルベットのかわいいもこもこバックが、そのぼこぼこに当たってはげてきたのが悔しいんだもん。
 他にも空気入れとか買って、自転車のために5000円弱かかりました。ちなみにそこのお店では9800円から自転車が買えます。あたしが自分の自転車にかけたお金は、そろそろ安いマウンテンバイクが買えそうなほどです。(笑)
 そして、戻ってきてから後輪タイヤ&チューブチェンジ。ちょっと苦労しましたが、さすがはおやじ殿。ちゃんと交換できました。
「次は籠な」
 てきぱきと作業を続けるおやじ。だが、思わぬところに伏兵が。
「おい、これ。回らんぞ」
 かごを止めているネジが、錆びついて一本だけ回らないんですよ。錆び落しとか、潤滑剤とかスプレーしたんだけど、とうとうねじ山がなくなっちゃった。そこで出てきたものは。
「・・・なんでうちにそんなモノあんの?」
 糸鋸。しかも、鉄板とか切れるぶっといヤツ。
 そして一時間以上その場所から離れる事をいやがっていたネジは、おやじの手によって真っ二つになりました。さようなら、錆びたネジ。頭の中に白目一族(仮)が浮かんだなんて秘密です。
 ようやく装着された新しい籠。だが、さらに問題が。
「おい。このメス、変じゃないか?」
 ナットとボルトのサイズが合わないんですよ。ちなみにおやじ殿はボルトを「オス」、ナットを「メス」と言います。
 二つあるこのペア。一つは無理やりネジを回せば入ったんですが、もう一つはどうしてもだめ。途中で止まっちゃう。
「オスがでかいんか、メスがきついんか」
 ちょっとセクハラ寸前の台詞を吐くおやじ。しかし、これくらいでめげていては各務家で生活はできません。
「そりゃどっちかにきまってんじゃん。片方がでかけりゃ片方はちっちゃいもんだ」
 さらっと流してあげましょう。
 結局回せるところまでまわして、それでおしまい。他のネジがちゃんと止めてるから大丈夫な様でした。

 そして、最終的に自転車にかかった時間は3時間。随分な騒ぎになりました。二人とも機械工の様に手は錆びと油でてかてか。ま、たまにはそんな事もあるでしょ。


 その後靴を磨いて、ご飯を食べたんですが、お部屋の掃除は来週に持越しです。もう一ヶ月以上掃除してない気が・・・?




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