行人徒然

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アンテナ
2002年01月23日(水)

 ものを書いてくには、常に視野を広げていく必要がある。これは営業職さんや販売職さんなど、接客をする人たちにも共通して言える事じゃないかなぁと思うのだ。
 どちらもお客さんの喜ばせる話題を提供する必要があるし、お客さんがどんな話題を振ってきてもそれに対して答えられるだけの教養と好奇心が必要になる。かつ、一度話した事、聞いた事の半分は覚えておかないと次にあった時に困る。
「この前話したでしょ?」
と言われない様に。そして、同じ台詞をこっちから切り返してあげられる様にだ。
 ちなみに書き手としては、
「それはこの前と同じネタじゃないの?」
「それはありきたりの話じゃないの?」
と言われないためにである。
 このためには、普段本や雑誌を見ているだけでは間に合わない。通勤時間に雑誌や本に目を通し、耳にはウォークマン(ここだけは趣味の音楽で)。普通に歩いてる時も、何かないか目を走らせたりする。
 もちろん一瞬しか見れない事もあるから、目から得た情報は忘れちゃ駄目だし、耳には言ってきた音だって全部擬音に出きるくらい集中してなきゃ駄目だ。そう言う一日を送っていると、帰宅して寝る頃には頭が痛かったり、目玉が岩の様にガチガチになって出っ張っていたりする事もある。
 ま、それも好きのためにやってるんだからしょうがないんだけどね。
 これを名倉君は

アンテナが高い

 と言ってたよ。さすが、いい言い方するよね〜。



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