行人徒然

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祈ろうと言うこと
2001年09月15日(土)

 横浜の「兄」から電話があった。
「アメリカの例の事件のことで、一人でも多くの人が助かる様に、毎日みんなで決まった時間にお祈りをしてるんだが、いっしょに参加しないか?」
と言うことだった。
 方法は簡単で、毎日00分になったら、

一人でもたくさんの人が救出されます様に。
救出された人達が一人でも多く助かります様に。
そして、早くこの残酷な事件を起こした犯人を捕まえることができます様に。
父と子と、精霊の御名によって。アーメン。

 と祈るだけのこと。
「兄」はクリスチャンなので、ごく当たり前の様にこういう言葉が出てくる。
 どこで祈ってたっていい。オフィスでも、部屋でも、そう。トイレだって風呂場だって、台所でもいいんだよ。電車に乗っててもいい。忙しかったら忘れててもいい。もちろん、神様じゃなくて仏様でもいいよ。でも、一日一回は、祈って欲しい。
「兄」はそう言った。
 もちろん、あたしは「兄」と一緒に祈ることにした。他にも、世界中で「兄」の言葉に応えてくれる人がいるそうだ。

 世界中で、
 たくさんの人が、
 たくさんの言葉で、
 それぞれの神様に、
 同じ事を、同じ時間に願う。

なんてすごい事なんだろう。
あたしは正直に感動した。
 結構仕事中とかで、昼間は祈ることを忘れているけど、家に帰ってきてからの時間は割と覚えていて、本当に23時とか、24時とか、25時とか、そう言う遅い時間になっているけど、あたしは祈ってる。
 たくさんの人の命が助かる様に。

 地球には時差がある。世界中で祈っているということは、わずかの時差の重なりがこうじて、24時間誰かが祈っていると言うことになる。世界中で、ひとつのことをみんなが祈りつづけていると言うことだ。
 日本国内だけだって、端から端までの時差は3時間あるんだから。

 あたしは良い「兄」を持ったな。
 心からそう思う。

 これを読んでいる方も・・・・
 もし良かったらいっしょに、思い出した時だけで、気が向いた時だけでいいので、あなたの信じている神様や仏様にいっしょに祈ってください。
「兄」はキリスト教だから「神と子と・・・」といってるけど、別にそこは重要じゃないから削っちゃっていいんだし。



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