「ところでさ、石和ってどー行くのよ」 石和温泉へ行くと言うこと以外何も知らなかった各務。全てを名倉くんに任せっぱなし。交通手段も知っていると思ってたんだけど・・・名倉くんも知らなかった。とりあえず八王子の先、高尾の向う、甲府の方という漠然とした名倉くんを頼りに中央線で八王子まで。しかし。 各務くんはかつて学生時代、国立まで通っていた。八王子の手前20分。師かも、名倉くんの学校まで遊びに行ったこともある。 名倉くんはかつて学生時代、八王子の次の駅まで通っていた。 旅してるって気がおきねぇんだよぉぉぉ。流れる景色が、みんな見なれたものなんだもん。つまんない。 しかぁし! 高尾を越えて、大月に到着。駅弁買ったりしてたら、急に気分は旅モード。いい年して二人できゃぁきゃぁしながら電車に揺られて釜飯食べました。 なんかさぁ・・・・ 八王子の山奥って、自分が武神を作った設定では六兄弟達が住んでいる場所なんだよね・・・ つぅか、なんか木ノ葉隠れの里って、こう言う感じかもなぁ・・・ とか、どーでもいいこと考えたり。 たどり着いた石和の街は、駅前に土産やさんが3軒、サティー(郊外型の大型スーパー)があるだけ。地元の人たちが「街」と呼ぶところにも大した物はなく、大きなホテルが建ってるくらい。 ひなびたを通り越して、しょぼい・・・? その後、名倉くんが予約してくれたクアハウスで風呂につかり、子供のようにはしゃぎ、あかすりをしてぴかぴか。 ご飯も食べて。 お部屋が洋室だったのだけが残念だったけど、いろんな話したよ。 そして・・・・ 各務的カカシ先生がちょっと受けっぽいとか(だってイルカカ好きだし)、各務的イルカ先生はすぐにカカシに薬盛るとか(各務的にイルカ先生は理系薬学系)、名倉カカシは割とえぐい性格で、名倉イルカはすぐにカカシに暴力振るうとか、そんなことを話してネタ話。 いいの、各務カカシがへたれでも。どんなに各務イルカが強気でカカシ先生を虐めてても、所詮カカシは「虐められてあげてる」のであって、イルカ先生はその手の上であそばせてもらってるだけなのさ。 ・・・あれれぇ? いつのまにかナルト話になってる?
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