来し方(こしかた) ■2008年12月09日(火)■ 時はすべてを忘れてゆくものらしい なのにどうして 淋しさを置き去りにするの いくつになれば人懐かしさを うまく捨てられるようになるの <by中島みゆき「二雙の船」> 乾いた言葉の中に 淋しさなどなく 感傷などない 淋しがったり、悲しがったりしているうちは ほんとの辛さなんて知らなかったんじゃないのか ほんとの辛さを乗り越えるという事は 死に物狂いで 目の前の事に必死で 感傷(センチメンタル)なんて吹っ飛んでしまうものなのだ そして集中力が切れたら ふと 目に付いた 全然ちがう馬鹿話に 案外笑えたりもする 未来を望む人にとって 時間は最高の薬
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KATE ささやかでもない一日 マイエンピツに追加 |