僕訳ノート。
人は起伏を造りだす。
どこまでも磨滅する理を認めぬために。
平坦こそが安定であるというのに。
ひとつ、またひとつ。
削り取られる日々とその意思と。
いつか、どこかで。
その日は訪れないからこそ待ちわびることもできた。
いつか、どこかで。
その日が訪れた時に次の終わりもまた訪れる。
ただいま。
今は、おかえり。
最後の、おかえり。
近い未来にまた、さよなら。
最後の、さよなら。
零と壱の綴れ織。
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