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Land of Riches
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レイソルに他力ながら逆転優勝の可能性が残って迎えたJ1最終節。 近頃は日立台のチケットも発売即完売、転売ヤーも群がるプラチナチケット。 柏市が第三小学校を会場にして行ったライビュすらかなりの倍率だったと聞きます。
参加するか迷ったのですが、私はとある飲み屋でホットビール飲みながら眺めてました。 (紅茶と同じで冷めて底に残った時の甘ったるさがなんとも言えない飲み物。でも好き) レイソルはゼルビアの堅守に苦しみながらもオウンゴールの1点を守りきって勝利。 しかし首位アントラーズも快勝してそのまま優勝したので、惜しくも2位となったのでした。
仲間さんは残り15分で登場しましたが、試合をレイソル有利へ更に傾けるには至らず。 他フィールドプレーヤーと比べ、相手とのデュエルでファウルを取られたのが印象的でした。 スタメンの面々は相手からボールを奪える守備の強さも備えているのです。 特に細谷さんが相手を背負ってボールを引き出す強さには唸りました。
12月になると、夕刻にはバックスタンドに沈む太陽が空をオレンジに染めるのが日立台。 中継に日差しが映り込むのを見て、20年前を思い出しました。2005年。忘れ難き日没。 ルヴァン決勝も最終節もJ1はレベルが高いと感じました。それでいてA代表の大半は海外組。 たった一人のセリエAプレーヤーに舞い上がっていた20世紀末とは時代が違うのです。
私がサッカーを続けている30年は、日本経済では失われた30年ともよく言われます。 この国で数少ない右肩上がりの分野なのです。かつて応援していた選手たちも今は指導者。 私自身も後進の力になることを意識の主眼に据えるタイミングが来ているのかもしれません。
2025.12.7 wrote
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