空色の明日
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2019年06月16日(日) 愛知の旅

春から念願だった日本モンキーセンターへ。
猿しかいないが(猿以外もほんの少しふれあいコーナーにいるけど)
日本で一番猿の種類が多いモンキーセンター。

そもそもTwitterでここのヒヒのエサやりの動画を見て
猿好きの私にこんなにもうってつけな場所があったのかと
それから興味をもって見ていたのですが
Twitterの更新力と発信力とアピール力、
そしてとにかくお金がないのにそれを
自分たちでなんとか知恵を出してやってるところが
とても応猿(ここではこう変換する)したくなるセンターなのです。
たぶん頭がいいんだと思う、ここの人たち。
類人猿といえば京大。京大と連携してるし。
考えることがちゃんと建設的で場当たり的でないところがいい。

待ちきれなくてやっぱり開園前についてしまった。
私の目的はシロテテナガザルとチベットモンキーとゴリラ。
当日発表される飼育員さんによる「今日のスポットガイド」は
私の大好きなチベットモンキーのザルバ様がいるアジア館だ!
ついてるぞ!
テナガザルは別途当日申し込みのツアーがあることは
事前にチェック済みだ。
ゴリラはお食事タイムがちゃんと設定されている。
これですべてガイド付きで見学できるじゃないか!

そしてもう1匹アジア館に、アカゲザルのローレライという
怒った顔がものすごく怖いと有名なおばあさん猿がいて
怖い怖いと怖い顔ばかりTwitterで見ていたので
気になっていたのですが飼育員さんがエサをやりながら
説明をしてくれているのを見たらしぐさがとってもかわいい。
おばあさんだからちょっとゆっくりだし小さいし。
会って観ないとわからないなぁと、マーチンと同じく
心をわしづかみされてしまいました。

もちろんチベットモンキーのザルバ様は
どれだけ観ても飽きないくらいふてぶてしいかわいらしさで
飼育員さんが私がザルバー(ザルバファンのこと)だとわかって
ザルバの苦手なゴーヤーにシャー!!と反応するところや
ヤングコーンを食べるところを見せてくれました。
いやー、ほんとにこの日に行ってよかった。
飼育員さんとっても親切だった。

実はこのモンキーセンターは寄付に頼っている部分も大きく
私もグッズを買ったりクラウドファンディングに参加したり
「行けない分」の応援、いや応猿をしてきたのですが
やっぱりこの状況を見るとなるべく継続して応猿したいと思えた。
ちゃんと行ってよかったと思う。

自分に子供がいないので少しは何かしたいと
某マンスリーサポートとかもやってるのだけど
やっぱり子供がいないのに子供に何かするというのが
実感としてちょっとピンと来ていない部分があった。
重ね合わせる部分がちっともないからだと思う。
でもあれはあれで細々と続けようと思うけど
モンキーセンターは好きなお猿さんのためなので
なんかちょっと気持ちの入り方が違うのがわかる。
そのためにもちゃんと自分がどんな所を応猿しているのか
実際に観ることは大切なことだなと思った。
そしてそれをちゃんと発信してもらえているので
こちらにも伝わりやすい。


それにしても本当に猿が好きな人にはあんなに楽しい場所はない。
モンキーセンターのゴリラのタロウさんは40代。
シャバーニと違ってずいぶん大人なのでゆったりと落ち着いていて
とても優しい雰囲気のゴリラ。
お食事タイムも一番最後の一人になるまで30分以上見てしまった。
食べ方がとても美しい。
ほとんどこぼしたりしないしキャベツとか30回くらい噛んでる。
忙しさを理由に早食いの悪い癖がついている自分が恥ずかしい。
ゆったりと食べることの美しさをゴリラに教えてもらった。

今回もまた上野と同じくスマホにすべて助けてもらって
難なく東山、犬山へたどり着くことができた。
そして無事に家に帰ってきた。
愛知は近いなぁ。新幹線で1時間。


っと、楽しいことをしているときは疲れないのだが
翌週のキツかったこと。
土日ばっちり遊んじゃったからなぁ。
おかげでちょっとダウンして今週はおとなしく家で休養。
やっぱりまだ術後1ヶ月では早かったなぁ。

とりあえず目的は達成したししばらくおとなしくしておこうと
思っていた矢先、ローレライの訃報が飛び込んできた。
私の行った1週間後のことだった。
あぁ、ローレライ。
今回の旅、なぜか「今行かなければ何か後悔するかもしれない」
という気持ちが不意にわいてきてせかされる様に前日に決めた
強行スケジュールだったのだけどあれはきっと
ローレライのことだったんだ。

あの時は全然普通に他の猿たちと一緒に
エサを食べていたのに。
アジア館のガイドの日じゃなかったら
あのかわいい子がローレライだったことも確認できなかったろうし
ずっとローレライは怖いばあさんだと思ったままだったろう。

こういうことが、結構よく起こる。
「今これをしないと」と何かすごく焦りが湧いてくるとき。
大抵こういうことが先で待っている。

ちょっと無理したけどがんばって行ってよかったな。
ローレライ、呼んでくれてありがとうね。
安らかにおやすみください。
子供たちのことちゃんと応猿するからね。


安藤みかげ |MAIL

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