リアルな柴田さんの夢をみた。私たちはどこかアジアの国を旅行していた。二人きりの旅行ではなぜかなくて、柴田さんと私の関係を知られてはいけなかったので、人目がない時を見計らって柴田さんが私の肩を抱くと、私はもどかしくて強く柴田さんに抱きつく。柴田さんがサラッと自分が癌であることを口にした瞬間に背中が冷たくなって目が覚めた。会わなくちゃ、と思った。柴田さんのお父さんが癌になったのはいつだっただろう。その年齢にもう近いはずだ、と思う。