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きゅっ。
by きゅっ。
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■アナザーワールド
昨日、エレベーターに乗って、1Fに降りて、書店でボーーーっとしていたら、文庫新刊に大沢在昌(おおさわ・ありまさ)があった!
俺、大沢在昌は、多分、全部読んでる。ハードカバーは買わない。文庫になったところで買う。安い読者だ(笑)
(新宿鮫シリーズはカッパノベルズで。風化水脈と狼花だけはハードカバー。)
何が大沢ハードボイルドの魅力かといえば、ひとつは、その主人公のキャラクター設定だ。現実世界ではありえない奇想天外な設定も多いけど、心情の描写が細かくて、キャラクター紹介だけで相当のページ数を割く傾向にあると思う。
そうなると、主人公に感情移入せずにはいられない。
さらに主人公に感情移入した後は、ストーリーがまるでジェットコースターのように急展開を始めるのも特徴だ。前半部のゆったりしたリズムが急激にビートの効いたものとなるのだ。
【天使の爪】
アスカ。
(トリノ五輪4位の某選手の姉ちゃんのことではない。)
『天使の爪』の主人公アスカは、脳移植によって生まれた麻薬取締官。美しくも脆弱なマフィアの女の肉体と、元女刑事の強靭な精神を併せ持つ…
『天使の爪』は、『天使の牙』の続編である。
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09月16日(日)
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