ID:94789
きゅっ。
by きゅっ。
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■親子野球。
 盆野球の予選(?)を兼ねて、中学三年生と親子野球をやった。

 小学6年生のときも試合をしたけど、あの時は親の圧勝だった。子供たちは、そのときの悔しさを忘れずに(?)、『絶対勝つ!』という気迫で来ていたようだ!

 なんといっても、1番打者の見せたセーフティーバント、あれは、あれは、あれは、・・・。彼のセーフティー、1塁を深めに守っていた私へのプッシュバント、あれはないよ(泣)。当然のように競走で負けてしまった。他にも、内野ゴロの送球を受けるファースト本来の仕事以外に守備機会がとても多かった。打っては、4打席で2三振、1内野安打、1センターライナー。結果は、8対1で中学生の貫録勝ち。ま、しょうがないね。

 でも、ホント、楽しかった。

 考えてみれば、長男が夏の暑さにもトレーニングの辛さにもめげずに野球部を続けてくれたお陰で、親として堂々と試合に出れたわけだ。

 で、試合が終わった後の慰労会で、コーチに長男の進路のことを心配してもらった。

 『野球、やらないんですか?』

 『補欠だったアイツにこそ、やって欲しい』

 『仮に高校でも補欠のままだったとしても、アイツのようなのが良い指導者になるんですよ』

 『そこが聞きてぇーなぁー、本人から』

 昼の試合中、主審をしていたこのコーチが、バッターボックスの長男に、一言二言アドバイスをしてくれているのを見ていた。あぁ、このコーチは、子供一人ひとりを見ていてくれたんだな、あんなに下手くそでチームのみんなとは違った存在だった長男だったけど、コーチはしっかりと見ていてくれたんだなと。それを目の当たりにし、コーチと二人で喋りまくり、『やっぱり野球だよ!』と思い始めている父親が一人。

※ 忘れてたけど、長男も試合に先発で出させてもらって、打席では、フェアグランドに打ち返すほど成長を見せたのだった。・・・自分のことばかり書いていて、子供のことは書かずにいたぜ。
07月30日(日)
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