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徒然なるままにときど記
by TORY
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■横っ面をひっぱたいてやりたい
私は世間や他人の矛盾には細かく腹を立てたりしますが、基本的には温厚なので(苦笑)自分の知っている他人に攻撃的な感情を抱くことは滅多にありません。
たとえそれが私を忌み嫌っている人だとしても。
しかし、ある人間に対してタイトルのような感情を持ってしまいました。
恐らくもうすぐ義姉でなくなるであろう女性です。
あまりにもプライベートな話題なので、我に返ったら閉鎖空間に引っ込めるかもしれない文章ですが、しばしお付き合いください。
いや、無理して付き合う必要はないですが。


先日、義姉から実家に郵便物が届きました。
結婚指輪を送り返してきたそうです。
手紙が同封されていて、そこには要約するとこう書かれていたそうです。
こうなってしまったから話すけれど、兄は仕事が原因で鬱病にかかっている。
心療内科に通っているけれど、心療内科的な治療はもう無理と医師からも見放されている状態。
精神科への通院や投薬治療を薦められているが、そのような内容での通院が明らかになると出世に影響するため強く拒否している。
しかし状態は今にも自分の命を絶ちかねないほどひどく、心配している。
自分はもう何もできないので、何とか支えてあげてほしい。
その後もそれを補足したり、あるいは別の内容で問題を訴えるメールが何通も届いたのですが、母の携帯は古く600字しか受信できない(笑)ため内容がわからず、その旨返信しようとしてもどうしても送れないらしい。
義姉以外の人へのメールは送れるので、ほぼ間違いなく着信拒否してると思われます。

これに動揺したのは母です。
兄が「そんなタマじゃねぇだろう」ってのが家族の共通意見で、少し前にも電話で話して何も変わった様子はなかったのですが、それでも心配せざるを得ないのには理由があります。
2年前の今頃、兄の唯一尊敬している叔父(母の弟)が自らの命を絶ったからです。
今までこれは日記に書いていません。
多分こういうことがなければ今後も書いていなかったと思います。
叔父がそのような決断をせざるを得なかった理由は本当は誰にもわかりません。
当時叔父は単身赴任中で日常的に様子を見ている人がおらず、残された遺書もハッキリと理由に触れているものではなかった(らしい)からです。
しかし義姉はそのことに触れ「もし叔父さんのようになったらと思うと…」と書いていたのです。
そのことで落ち込む兄を支えもしなかったにも関わらず。
叔父と兄は、性格も考え方も非常に兄と共通しています。
ゆえに叔父を失った時完全な無気力状態に陥ったほどになっていた母にとってその文章は打撃でした。
読んだ瞬間は元々弱い心臓が発作を起こしかけ薬を服用したそうです。
その後も不安で連日睡眠薬を飲んでも一睡もできない日々が続き、だからと言って兄に直接聞くこともできず(聞いても隠されてしまうだろうと思ったらしい)、父はこういう時には動揺して「どうするんだ!」と怒鳴り散らすという迷惑な小心者のため相談することもできず…とうとう体調を崩してしまいました。
気管支炎との診断でした。多分心労と睡眠不足がたたったのでしょう。
私が上記の内容を知ったのは母が倒れた後でした。

私は完全に兄に侮られているのでアプローチしても真相は聞けないと判断。従姉が電話してそれとなく状況を確認したのですが…
どうやら義姉の創作だったようです。
今回のことに加えて仕事でも大きなトラブルに巻き込まれていて眠れない状態のため、医師に睡眠導入剤を処方してもらっていることは事実のようですが、鬱どころか超さっぱり前向きくんだったそうです。
むしろ義姉の方が精神的に不安定で、攻撃と自虐を繰り返しているそうです。

ありえねぇ。
マジありえねぇ。
本人から直接聞いているわけではないので、どちらが本当のことを言っているのかわからないと仮定しても、百歩譲って義姉の言ったことが真相だったとしても…
義姉の行動がまずありえない。
何が一番ありえないって、何回もメール送ってよこすくせに着拒してるあたりが。
あと、よりによって叔父のことを持ち出すこと。
母の心臓が弱いと知っていること。

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08月29日(水)
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