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徒然なるままにときど記
by TORY
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■初めと終わりの日
職場で仲良くなった人が本日付けで辞めてしまいました。
お父様がガンを告知され「看病してあげないと一生後悔するから」と、地元である埼玉への帰郷を決意したからです。
もうすぐ40歳…という人なのですが、どう見ても30代前半にしか見えない若々しくてキレイな人で、負けん気が強くて頼りになる人。
付き合いは短いですが「自分も10年後はこういう女性でいたいなぁ」と、とても憧れを持って見ていました。
その人も何故か私を気に入ってくれて、最近いつも一緒にお弁当を食べていました。
なので、とても寂しいです。
その人は今日、私に「最後の置き土産ね」と言って、私が以前ミルクの泡だて器が欲しいと言っていたのを「貰ったけど使わなかったからあげる」と持ってきてくれました。その他に『宝くじを入れる願掛け封筒』をくれました。
嬉しかったけど寂しかったです。
知り合ってまだ3週間ほどしか経っていない人間にこういう感情を持ったのは初めてです。
でも、私は彼女の新しい住所や連絡先などを訊くことがどうしてもできませんでした。
知り合ってまだ間もないから、今の時点の別れでは本当に一期一会であることがわかっていたからです。
それでも「自分の連絡先を教えれば良かったのかなぁ」とひどく後悔しましたが。
私もかつて、父親がガンを告知されました。
今ではその父もピンピンしています。もちろん完治ではないけれど。
もう会うことはないでしょうから知ることはできませんが、今は彼女のお父様もピンピンしてくれることを祈るばかりです。
これが終わりの話。
初め…それは初給料。
もちろんほとんど勤めていないのでほんの僅かなのですが、それでもとても嬉しいです。
…とりあえず無駄遣いする前にTMのDVD買いに行こう。
01月14日(金)
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