ID:77058
徒然なるままにときど記
by TORY
[120166hit]
■未使用中古品の罠
陸上短距離で日本人初の銅メダリストが誕生しましたねぇ。めでたいことです。
それはいいんですけど、何で一部テレビ報道だと呼称に『マッハ』がつくんでしょう?
ついマッハ文朱さんを思い出してしまったのは私だけじゃないはずです。
わかりやすく親しみやすくするのはいいんですが、メダル取った時くらいしっかりフルネームで呼ぶのが礼儀というか敬意というか…じゃないのですか?
そんな私はヤワラちゃんという呼称にも昔から首をかしげていたクチです。(今はすっかり慣れちゃいましたけどね)
ちなみにこれ書こうとした時、私もしっかり選手名を書きたかったのですが、パソコンだと彼の名字が正確に表記できないことに気づいて書く気が萎えてしまいました。
難しい漢字だからこそきちんと書きたいと思っているのに…
つい最近買った『大極宮U』で京極先生も似たようなこと仰ってましたが、何で日本人が使う機械なのに使える日本語がこんなにも少ないんだろう? パソコンって…
「ワープロの時はこの漢字出せたぞ!?」って時がたまにありますよ。
いい加減にタイトルの話。
お盆に従姉Y香氏が伯母の遺品を整理していた時「今(伯母の家で)使ってるのと全く同じコーヒーメーカーが新品で見つかったからあげる」と言って、箱に入ったまま一度も使われていないそれをくれました。
大喜びでもらって今まで使っていた年代物をポイしてもらい物を丁重に洗った後、使う機会がないまま今日に至っていたのです。
午後2時ちょっと過ぎ、家事をしていた母と私はコーヒーを飲みたくなったので「いよいよ初使用だ〜」とばかりに用意しました。
全てセッティングし、スイッチを入れます。
ごく普通のコーヒーメーカーを想像していただければわかると思うのですが、上部から熱湯が吹き出してその下にあるコーヒーを落とすのです。
私は新しいもの好きの馬鹿なので、一番最初にお湯が吹き出す瞬間を待っていました。
いよいよ機械が煮え立った音を立てて、準備ができたことを知らせます。
そして次の瞬間、コーヒーメーカーから勢い良く吹き出しました。赤茶色のお湯が。
「……!!!!!?????」
何が起こったかは一瞬にして理解できました。
慌てて機械を止めますが時既に遅し。
コーヒーサーバーに落ちたのは明らかにコーヒー色じゃない鉄臭い液体です。
これじゃとてもじゃないですがまともに飲めるコーヒーは淹れられません。
「どうしよう。もう前のヤツ捨てちゃったよ!」
そんな母と共に対処法を検討した結果、とにかく何度もお湯を出してみれば錆も落ちるかもしれないという結論に。
錆の原因と思われる箇所をできる範囲で洗った後、数時間延々不毛にお湯を沸かし続けた結果、何とか最初の一吹きしか錆が落ちない程度にはなったので、その部分は取り除く方向で漸くコーヒーを淹れてみます。
飲みます。
多分錆は入ってない…と思います。
「とりあえずこんなもんかなぁ?」ですんでしまうウチの家族は多分味覚には優れていないのでしょう。
それにしても…もし私が馬鹿みたいにお湯が吹き出すのを見守ってなかったら、今頃ウチの家族は錆ブレンドのコーヒーを飲んでただろうってことですよ! 怖い〜!!(ガタガタ…)
まぁ、よく見てみれば未使用品とはいえ10年前の品です。どんな状況になっていてもおかしくはなかったんですよね。
…これからリサイクルショップで何か買う時は気をつけようっと。(ボソッ)
08月30日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る