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徒然なるままにときど記
by TORY
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■台風、その後。
前日の日記には『本州と比べたら大したことはないのでしょうが』と書いた私ですが、実は…かなり大したことあったようです。
親の話によれば、台風が温帯低気圧にならずに台風のまま北海道に突入したのは10年以上振りだそうです。
しかも北海道で一番被害ひどかったのは、私の住んでいる地域でした。
母の知人が2人、行方不明になっています。
直接は面識のない方たちですが、一刻も早く見つかってくれることを祈りたいと思います。
でもとりあえず我が家も私も私の家族も無事です。
家のすぐ傍にある信号がブラックアウトしたにも関わらず、幸いにも我が家は停電もせず、断水もしていません。
心配のメールやカキコなどしてくださった皆さん、ありがとうございます。
TORYは元気でございます。

バケツをひっくり返したような雨の翌日は、台風一過とばかりにそこそこ晴れていましたが、しっかりと爪痕が残って大変なことになったのが今日。
昨日崩れた峠は復旧したのですが、その代わりもっとひどい状態かも。
何故なら札幌に向かう方法の全てが閉ざされているからです。
一番近い国道は道路が陥没して復旧の目途立たず。T市を通って少し迂回するルート(ちなみに札幌行きのバスはここを走る)は途中にある橋げたが壊れた上に川が増水していて修理不可。
ご丁寧に列車まで途中で土砂崩れで不通になり復旧作業難航中です。
待ってくれ! 私、明後日札幌に日帰りお出かけするんだぞ!?
焦って情報収集しまくっています。
しかし、それ以前の大問題は兄たちが札幌に帰れないということ。
いろいろ悩んだ末に結局彼らは唯一通れる道路で「思い切り迂回するけど仕方ない」という選択をし、4時間以上かけて札幌に帰って行きました。(本来なら2時間強で帰れるのです)

兄たちが帰るとほぼ同時に、私はどうしても今日中に済ませなければならない用事があったので同じ道を途中まで車で通りました。
状況が状況だけに目的地につくまでいつもの倍くらいの時間がかかりましたが。
しかし用事がちょっと不本意な終わり方をしたため、傷心の私はもう少しだけ時間をかけて目的地近くの本屋に直行。
そして、買いました。
京極夏彦先生の新刊『陰摩羅鬼の瑕』!
もう何年も待って待って待ってることすら忘れてしまいそうになっていたので感激どころの騒ぎじゃありません。
いつも以上に厚い本の重み以上に手と心にずっしりきました。
…どうしよう、徹夜しちゃうかも。

用事から帰った後は、別の用事があってしばらく会っていなかった知人の家に行ったのですが…そこでまたもや私のテンションを以上に上げる出来事がありました。
ひょんな話の流れからその知人がゲームボーイアドバンスと『MOTHER1・2』を貸してくれましたぁ!!!!
本当にありがとう知人さま!という感じですが、しばらくして冷静になった私は究極の選択をしなければならないことに気づきました。
本とゲーム、どちらが先か。
…そんなアホなことで悩むのはやめましょう、私。
いろいろなことが一段落するまでは数日間どちらも自粛…と、今のところは考えています。
でも私の精神力は脆弱です。(苦笑)
08月10日(日)
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