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徒然なるままにときど記
by TORY
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■ギャグの琴線
ちょっと前に札幌に行ったときに、ある本を見つけたので買っていました。
『バカドリル』というものの文庫本です。3巻(?)までありました。
ジャンル…は…何と言っていいやら……絵はあるけどマンガではないし。
とにかく「バカな本」以上。
以前友人にちょっと読ませてもらってから欲しいなぁと思いつつ、1冊単価の高さにためらっているうちに本屋で見かけなくなった代物です。そうか、文庫化のせいだったか。
で、何日もかけてチマチマ読んでいたのですが、ようやく本日1冊読了。
まぁ題名の通り、とにかくバカなんですよ。ギャグというよりバカ。しかも非常に人を選びそうなバカです。
意味のないバカバカしさ、アホらしさを楽しめる人でなければ受け入れられない内容なので、ちょっと人を選ぶかもしれませんが、私は好きです。
難しいことを考えるのを放棄するときにいいです。これも一種の癒し系か。

しかし、読んでいる時に私の心に強烈に残って消せない事実が一つ。
ここのギャグのうち、二つほど初期のふか○りょ○のネタとかぶっ…(強制終了)
私は彼のデビュー(っていうのか芸人も?)当時、まだ彼が白のヘアターバンをし、ふかわ先生と(少なくとも私とその周りには)呼ばれていた頃のギャグが大好きで、ビデオを買ったばかりかネタの半分ほどを暗記できるくらい繰り返し見るようなハマリっぷりだったのです。(え?今は? …アッハハ)
それだけにこの一致は微妙に衝撃でした。一文丸々同じ×2は流石に絶句。
あ、こんなこと書いてますがもちろん何に対する非難でもないです。どっちが先かとか興味ないですし。単にセンスが同じなんだなとも思いますし。
どちらかといえば自分が好きだと思っていたものの微妙なつながり、それを面白いと思う心の琴線の一致にニヤリと致しました。
吉本興業じゃないですが、くだらないギャグは地球を2・3回救うのですよ。
02月10日(月)
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