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■幸せのかたち/時代劇オールスター
ウィル・スミス主演『幸せのちから』の試写に行ってきました。
アメリカ人は好きなんだろうなーという、近過去・実話・苦労&サクセスストーリー。
話としては地味で、主役の父親には(女子としては)ツッコミどころも満載だったけど、主演親子(実の親子だったと今、チラシで知った……)の名演に救われる映画でした。

そして大宣伝してた『ゴーストライダー』、公開前で予告とチラシしか観てないから言うけど、なんでマーベルコミック原作・30歳のアクションヒーロー役にニコラス・ケイジかなあ(笑)
ツレのM嬢なんて、チラシ見て開口一番「カツラかな?」だよ?
チラシによるとご本人はご満悦のようなので、大物俳優は役を選び放題ということなのかしらん?(ええー)
本編みたらまた違う感想かも知れないので、あえて書いておく。

ソニービル横の地下のお店、安くておいしかったー。
執事みたいなウェイターさんが素敵だったし!
初めて飲むけど懐かしいホット・バタード・ラムをオーダーしたら、お誂え向きなひとからメールが来たよ。

素敵な一日でした。

×××

というマトメが書きたくて、こんな紛らわしいタイトルをつけたわけではなく、子どもがいるという「幸せ」について。
#そもそも私はどうしてもこの映画のタイトルが覚えられなかったんだけど。
#超脱線しますが「カメラのキムラ」はあのロゴが読めずに、ずっと「カメラのキモチ」だと思ってました……。

食事をしていて、そういえば今年は子ども+夫婦の写真が入った年賀状をたくさん貰って、それで久しぶりに友人の顔を見たケースが何件かあった、という話をすると、M嬢ダンナがそのあたりに敏感なんだ、とのこと。
M嬢は結婚2年目?くらいで、夏にお母さんになるんだけど、結婚当初は子どもはしばらくいらないという考えだったのね。
でも、結婚当初から、会社なんかの世間話では、既婚者とみれば「お子さんは?」となる。で、まだなんです、というと、妙な雰囲気になるのが居たたまれなかったんだって。ダンナが。
その経験もあって、子どもが出来なくて悩むとかいう話もあるのに、年賀状で無差別に子どもの写真を送るのはどうなんだ、という主張らしい。

それでふと、映画本編の前に全編流された、Sowelu『幸せのちから』PVを思い出した。テーマが家族への愛だとかで(すまん、歌い方が好かんので耳に入らなかった)カップルが5組出てきて、それぞれ子どもが出来て幸せそうにお腹を撫でる、というシーンがある。
テーマに沿って幸せそうでイイんだけど、これだけ価値観の多様化と呪文のように囁かれている昨今、なんというストレートにステレオタイプな映像をつくるんだ、とちょっと引っかかってたんだよね。不快、には至らない引っかかり。

職業子守歴があるので子どもがいる生活の楽しさは知っているし、他人様の子どもは可愛くて仕方ないし、今猛烈に子どもが欲しいとか、不妊に悩んでるとかでもないし、「お子さんは?」もふつうの問いかけに感じるし、子育ては大変そうで心底偉いと思う、私なのだけど。うーん。
不妊に悩む人を思っての義憤とかでもないと思う。やっぱり「多様化した価値観」という価値観に侵されてるのかなあ。

×××

地元で松平健にばったり逢った。
メイク済みでカツラは被ってなかったので、おでこの辺りが妙だったけど、目が合って会釈をしたら、しっかり笑顔で返してくれて、感心した。

実はその前に高橋英樹とか加藤剛にも逢ってた。
うちに来てたんだよね。少しお話もした。

……という夢を見ました。ちょっと嬉しかった(笑)
01月15日(月)
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