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■好奇心猫を殺す・2003
カーテンの向こうにあった君の宝物の眩しさに目がくらんで、
胸の奥との温度差に、指先が冷えていく。
あんなに、胸が痛かったのに。
あんなに、苦しかったのに。
今も君はそこにいるんだね。
あの頃と同じ気持ちで。
好奇心は諸刃の刃。
切り開いて行くのは無知の大海と僕の胸。
それでも、いいんだ。
ほら、流れていく。
流れていくよ、熱い雫が。
+++
rehabilitation.
何も持たない私の、たった一つの刃を研ぐために。
05月11日(日)
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